小5ディスレクシアむすこ。
家庭科は好きです。なぜなら実技があるからです。
まだまだ小学生なので実技の出来栄え自体は稚拙なのは否めませんが、手先や体を動かす授業であれば辛うじて耐久性はあるようです。
でも、今回の単元はだめ。
家で品質・環境マークが付いているものがあったら書いて来いと言う宿題です。
「SDGs」教育の一環でしょうか?
ぼくもゴミは分別さえしっかりしてあれば良いと思っている口なので、マーク自体には無関心です。見たことあるけど知らないものあります。
むすこはこれ、極端に嫌がってます。見たくもないことが伺えます。
とにかく、文字と画が一緒になっているものは嫌います。
文字があるけど、画なのか文字なのかその境が曖昧なものは嫌うそんな傾向があるようです。
『全部画として認識しているけど、みたことある文字があるぞ?』そんな感じで気持ち悪そうです。
とりあえず、見かけた「JAS」とかその辺は文字として分かったみたいなので取り敢えず書かせました。
でもぼくが「JAS」と言ってもなんか半信半疑で書いておりました。
「ぼく、生まれてきてよかった!」
どうしたことやら、むすここんなことを言ってきました。
「どうしたの?」
「ほんとこの世に生まれて来てよかったよ。」
「それはよかったね」
「だって、おとうちゃんとおかあちゃんのこどもだからよかった」
そんな事、言ってくれるこどもなんて。。。。涙目
自分が5年生の頃なんて、そんな事思ったとしても口にするのは絶対無いような家庭だったし、既に思春期はいってたのか?自分から言うのも恥ずかしいかったと思います。
純粋にそのむすこの気持ちを受け取っていればそれで良いと思うのですが、どうも自分の頃と照らし合わせると考えられん。
何か、良い事があったのか?
最近は、充実した毎日を彼なりに送っているのか?
分数の通分ができるようになったからうれしいのか?
我が区の小さな単位の地区のサッカー代表に選んでもらってうれしいのか?
むすこにその理由を聞いてみようかと思ったのですが、男の子はこの手の質問に答えるのは結構恥ずかしいことなんで聞くのは止めておきます。
とりあえず、自分の現状に満足できる状態になってきたようでよかったです。
自分に自信を持つことに継続できていることの証拠でしょうか?
あまり、自己肯定感を高めすぎると言うのは好きでないし長続きしないと思いますので、ある程度自分に自信を持って、出来る事、出来ない事、やりたい事、その辺を見極められるように、ともだちと触れ合いながら築き上げてもらいたいと思います。
まとめ
家庭科のマークの話から先日むすこが言ってきた言葉について記述してみました。
ぼくが今の小5だったら、このマークの宿題が出たら好奇心を持って色んなことを調べると思います。
このマークの読み方、どこで制定された、いつから、意味と何のために、用途、、、、、
そんな勉強の仕方が好きでしたので、ぼくならこうするだろうなと想像しながらこの宿題を見ていました。
しかし、むすこはこのようなマークを見ること自体が嫌いな特性のようです。
この家庭科ノートのページを開いただけで嫌な顔をしました。
こんな、特性ですがむすこはむすこなりに自分の特性に合ったことを探して充実しようとがんばっているようです。
意外に心配なく育つかな?
「ぼく、生まれてきてよかった!」と言う発言を聞いて、根拠の無い安心感を持ってしまいました。
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