小5ディスレクシアむすこ。
ともだちには今のところ絶対にバレたくない「学習”障害”」と言うこと。
ところが、語彙力不足や読字の困難さは否めないので、何も知らないともだちにはずいぶん助けられています。
ともだち同士でプール・サッカーしたり、コンビニやフードコート・マクドナルドに行って食べて楽しんで、それなりの社会経験をして行く中でともだちを”使って”勉強しているみたいです。
今までちいさい頃は、人間関係はうちの中が第一。
これから成長するにつれて、ともだち同士の方が少しづつ比重が多くなっていくのでしょうね。
そんなともだちと話している時には分からないことがあっても、分からない事をそのままにしないで、知識の積み上げをする癖がついているみたいです。
よくことばの意味を聞いてくるむすこ
文字を読むのが難しいので、本を読むことが圧倒的に少ないむすこは、語彙力不足も少ないのが可哀そうなところです。
むすこなりに頑張っていることとしては、テレビや動画を見ていても、雰囲気で判断してしまうこともあるでしょうが、分からないどうしても知りたいことばは聞いてくるようになりました。
今は便利ですね。固有名詞や名詞等はスマホで画像検索すれば一発で判断ができます。
問題は、他のことばです。
この間も
「”興ざめ”ってなに?」
こっちも出し抜けに言われると「え?」と一瞬考えてしまいます。
「楽しみにしていたことが、コロナで中止になるじゃん。あんな気持ちのことだよ。」
「そうか!」
むすこの場合は、”経験から学ぶ”特性が強いために具体的に教えないとピンときません。
更に、あまり長い説明はゴチャゴチャになってしまって、もう聞いていません。
むすこに教える時は「具体的に」「端的に」できれば映像や画像を見せて教えるのがコツです。
但し、たくさんの文字がある文章だとダメになります。
久々の”0点”
しかしながら、知っている文字がほとんどでも文字が多いとダメなのは相変わらずのようです。
この間、50点満点のテストですが久しぶりに”0点”のテストをみました。
0点は1年生以来です。
例の算数の公倍数と公約数の応用問題です、内容的にも難しいとは言え、見事に全部間違ってました。
むすこに感想を聞いて見ると「何が書いてあるかちっともわからないよ」とのことです。
でも、解答を一生懸命考えて、全部埋めていました。
分からないなりにがんばりました。
知っている問題があるにも関わらず、理解していない事に加えて問題文がびっしりと書いてあったのを見て呆然としてしまったことでしょう。
これが半分の量だったら、分からなかったです。
この辺は、本人が希望するなら、生活に関わってくる問題ですので、習得別授業やぼくがもう一度やり直してあげたいものです。
まとめ
最近むすこが、ことばの意味を良く聞いてくることについて記述しました。
このことばの理解の積み上げはコツコツやっていくしかありません。
人の話はよく聞いているので文字一個一個にすると、読めない訳ではありません。
長文になると読むことが難しくなる、そんな特性です。
文字の意味を忘れずに覚えていてくれれば、文字が浮き上がって見えてくる可能性も期待しています。
どうなるかわかりませんが、一歩一歩やっていくしかありません。
そんな気がします。
コメント