小5ディスレクシアむすこ。学校でのサマースクールが終わりました。
たった3日間で今年は感染症の関係で1時間のみ。
基本的に希望者ですが、先生から「君は来ていいよ」と言われた子が予定が無ければ来ることを勧奨されます。
むすこは、先に手を挙げたのでいちお「自主出席」組と言う事になっています。
もちろん、かなり優秀な子も来ているそうです。
むすこの仲良しともだちは、先生から肩を叩かれて来てる子、親に「行け」と言われた子含めてほとんど出席。
ともだちとうちのマンションの下に授業開始10分前に待ち合わせして出かけて行きます。
ともだちに会えるというだけでも、幸せそうなむすこでした。
サマースクールは、基本的にはこれまでの復習。みると4年生の範囲もあったかな。
むすこは、宿題を教えてもらいたくて、宿題のドリルを持って行ってました。
でも実際は、先生がそれぞれに用意してくれたプリントをやってきました。
ぼくが思うに「先生、それ何回やっても無理だよ」と思われるようなゴチャゴチャしたプリントが多くて、ガッカリなところもありますが、説明を交えて耳で聞く学習をしてくれたそうなので「まぁまぁよかった」と本人は言ってましたので良しとしましょう。
弱点を中心にプリントを用意してもらっていました。
サマースクールで用意してもらったものが、算数の図形問題と理科の図表中心の問題でした。
算数の読解問題に苦戦
算数と言えども読解的な問題が増えていますので、むすこには難敵です。
プリント全体を見てしまって雰囲気で答えてしまっている事例がこちら。
こういう問題は、情報が多くてしかも具体的に解答を聞いていないので余計にわかりません。
この程度であれば理解しているかは別として字は読めています。しかしながら、全体を写真を写すように見てしまうので全体の雰囲気で解答してしまいます。
5枚のカードをしっかり一番大きい数に並べていますが、①の解答を「9」としています。
問題全体の雰囲気で「5枚のカードから選べば良いんだ!」と瞬時に判断してしまったのでしょう。
質問を「5桁(5枚のカードを並べた数)で」と聞いていれば多少変わっていたと思います。
そもそも、細かいことは読めないので具体的に解答を求めたからと言って正解するかわかりませんが。。。。
読めないに加えて、雰囲気で勝手に理解していますので、おとなが「この程度書けば、意図がわかるだろう」と考え出題されるものが、問題の意図とむすこの瞬時の理解に乖離が大きくなり、彼にとって正解を導けない問題となってしまいます。
一度先生がやって見せるか、読み上げて問題を理解させた上で出題することが重要であります。
他の問題としては、合同・角度の問題は苦戦していましたが、比例・体積は割と良くできていました。
比例は習った時から最初から出来ていましたのでこういう例もありますが、体積はお風呂で実験したり色々やってここまできましたので、目の動きがスムーズにいくことが出来てきて多少は改善してきたのでしょう。
今日いただいた問題は、軽く後で復習を一緒にしてみようと思います。
理科(5年生の問題です)
基本的にこのような問題は不得意です。
このような問題は、図を目を上下しないといけないし、右の問題文もゴチャゴチャ書いてあるのでそもそも読む気が失せます。
理科に限らず、5年生からは社会でも、家庭科のテストでもこのような形式のものがほとんどです。
これが5年生になって急にわからなくなる原因だと見ています。
うちのやり方としては、図や文章を塊に分けて、その塊を見る時は他を隠してこの事象を知ってもらうことに努めます。
プリント問題は、答えが合っててなんぼなのは間違いありませんが、今このプリントのテストが全問正解することは目的としないようにしています。
小学校の成績は二の次と考えて、植物の生態の理解とプリントの見方を自分で工夫できるようにする必要がまずは大事かなと思っています。
まとめ
「まぁまぁよかった」と言っているのと裏腹に、サマースクールで取り組んだプリントは散々でしたのでむすこ的には不本意だったのでしょう。
それでも「まぁまぁ」と言うことは、先生のモチベーションの上げ方が上手だったのかな?
いまの学校教育は進学受験も含めて、プリントに書いてあることを理解してきちんと解答できないと終わりです。
いくらきれいごとを言っても、紙にきちんと書けないとダメなんですね。
悲しい話、むすこはそれを最も不得意とします。
多少は上向きとは言え、どうやればまともなレベルにもっていけるのか?
この先、うまく読み書きが出来なくても一般的な知識として小学生の学習ぐらいは知っていて欲しいと思うのです。
口ではよく話してくれるので、多分頭の中では分かっているものが多いと思います。
紙面上でだめなら、口述、映像を使って知識の蓄積をするように努めていきます。
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