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「募金ってなあに?」

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日本ユニセフ協会のちらし むすめが募金用封筒に折っていた

「募金ってなあに?」とむすめ。

小学校からもらってきた、(公財)日本ユニセフ協会からのチラシを募金封筒にするために折りながら聞いてきた。

とあらためて聞かれても、ぼくも学校から言われた時に何も考えずに母からお金を少し貰って赤やら緑やらの羽を貰っていた記憶があります。

「みんながお金を少しづつあげて、予防注射とかごはんとか足りない子の為のお金にしたりするんだよ」(これでいいのかな?)と伝えると、怪訝な顔をしている。

むすめの貯金箱

自分の貯金箱を持ってきて、「ここに800円入ってるよ」と自分のお金をかぞえはじめました。

せっかくここまで貯めたお金が惜しいのかな?とおもって「おとうちゃんが募金のお金をあげるからいいよ」と言ったのですが、彼女が考えているのは違ったらしい。

「人にお金を貸したり、あげたりしたらいけないって学校で言ってるのに、お金をなんであげていいって言うの?」

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募金?寄付?

改めて「募金」とは?

あんまり検索してもよくわからなかったので、このNHKさんのサイトを参考にみてみました。

「募金」? | ことば(放送用語) - 最近気になる放送用語 | NHK放送文化研究所
Q:「募金(を)する」というのは、おかしな言い方なのでしょうか。A:街頭に箱を持って立つなどの「お金を集める側」の行為を指す言い方としては、まったく問題ありません。その反対に、お金を出す(寄付する)行為のことを「募金(を)する」と言うと、間...

「募金」は字のとおり、「お金を募ること」という意味のことばです。「街頭募金」は街頭に立ってお金を募ること、「募金活動」はお金を募る活動です。これが、逆に「お金を出す」という意味でも使われるようになったのは、一説には1980年ごろから学校で広まったものだとも言われています(『岩波国語辞典 第7版』)。

と言うことは、「お金を募る(募金)」と「お金を出す」と言うのは反対の言葉であると元々の意味があるらしい。

ただ、ことばとしては、曖昧になってきていて

「募金」に積極的に協力する人が日常的になった現在、このことばの新しい意味として「お金を寄付すること」というものを認める余地もあるのではないかと思っています。

戦中、戦後とは考えられない程、日本は豊かな国になっているでしょうから、その辺の境界線を厳密に言う事はきっと今の時代は時代遅れなんじゃないかなと、このサイトにも書いてある通りぼくもそう思うのであります。

「募金」と「寄付」

そう考えると、小学校で「お金を募る(募金)」を「寄付」と言うことばと捉えて、各個人少額でありますが、お金を効率よく集めることが可能なんでしょう。

前に学校で習った時に「寄付」は福祉に掛かる立派な経済活動であると記憶しています。
海外に行くと宗教上、新自由主義社会思想等が絡んでいて「寄付」がアメリカ等欧米の一部、タイやイスラム圏は多いと聞いています。
それに比べて日本では、やれ「贈与税!」とか、そもそもの社会的な意識が希薄なので中々寄付文化が根づいているようには思えない。

ぼくの時代は「恵まれない子供の為に」なんて今の時代言って良いのかって言葉で強制的に10円とかを「集金」していたっけ。
10円でも募金しないと赤い羽根がもらえないので、デリカシーの無い時代でしたのでその期間中その赤い羽根を名札に付けていないと「おまえんち、ビンボー」なんて言われ、嫌な思いをする。で、そんな周りの脅迫めいたこともあるので、そんな事にならないように母もお金をくれて「募金」に協力をしていた。なんて事が大きく作用していたような記憶があります。

そんな「募金」ですが、そう言えば教育上の意識付けには良いのかもしれないけど、ぼくの場合は募金の意味なんか聞いちゃいないので、毎月集める「給食費」と同じような感覚で、「みんなやってるから」と思って、年一回持って行っていたということです。

このユニセフ協会さんのちらしの文言に「募金は任意です。募金の金額に決まりはありません。」と小さくある。
なんか、携帯電話料金表の小さく書いた「重要な」注意書きのように思えます。

ユニセフ協会さんの事は詳しくは知りませんが、各募金活動者は、みなさん「募金」と言って事務局の諸経費ぐらいは取っているとは思います。そうじゃなきゃやってられないでしょう。
それはそれで、立派な経済活動だと思いますので、仲介者として福祉への「義援金」、「寄付」をお願いしますって書いても良いのではないかなとすっきりするんじゃないかな?と思います。

あくまで自由意志でということで、

何となく「募金」って書いた方が、教育活動っぽくていいのかな?

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こどもにはどうしてもらうか

むすこが帰ってきた時に例の募金のことを聞いて見ました。

父:「この募金ってしないといけないの?」

むすこ:「いいんだよ、してもしなくても。」

父:「じゃーどうする?」

むすこ:「わかんない!!」

父:「じゃー、これは募金だから、あんたの考えに任せるから、募金したかったら自分で出して」

と言って、むすこ、むすめそれぞれの意思にまかせようと言う事にしました。

もちろん、自分のお金で出せ!と言いましたが、「募金する!」と言うことになりましたら、差し出してあげようと思います。

むすめは、未だに納得がいかないようですので、次週の募金期間まで考えさせようと思います。

むすこは、???謎です。多分来週になると忘れているでしょう。

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まとめ

今回は、小学校を使った募金活動について記述しました。

ぼく個人的には、「募金」と言う意味があいまいに捉えていたので、ちょっとすっきりしました。

むすこはいいとして、

むすめは、お金について改めて考える機会になったのかな?と思います。

良い勉強をさせていただきました。

それに、さすが女の子決まりはきちんと守ろうと言う気持ちがあって安心したところです。

そこが、むすこと大きく違う。

こんなのがタイプが違う二人がいて、うちはおもしろいなと思ったところです。

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