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今年も始まりました。個別指導。
寒い中、むすこと自転車でかっ飛ばして通っています。
主に、ことば(国語)についての改善です。
半分行きたくないオーラを出しながら行きますが、行ったら行ったで楽しそうです。
字を読むのが嫌いなので仕方が無いと言えば仕方ないですが、
でも、思うのは、昨年の今頃に比べてだいぶ改善していると思われます。
これまで書いてあることばに興味を示すことはなかったのですが、わかるものであれば積極的に読んでくれるし、興味深い文章であればあれば奇跡的に読解ができたり、本人はこの1年大変だったと思いますががんばってくれています。
まだまだ、レベルは普通よりは低いものですので、訓練して大人になるまでに色々な文章の文言が理解してもらえると良いかなと思っています。
【宿題】漢字の読み再び
授業の中で読みが怪しい漢字の「読み」の宿題です
改善が順調と先生も判断されていて、昨年より取り組む課題もレベルが上げてくれています。
これは他人にしかできない事でありまして、親がやらせても癇癪あげてしまいます。もしできそうなものでも取り下げてしまうのがオチです。
様子を見ながら臨機応変に課題のレベルを変更することなんて、親にはできない芸当でしょう。
それに、むすこにあった課題・問題を用意してもらえます。
こんなところが助かります。
さて、昨年末に続いて、「漢字の読み」の宿題が出ました。
熟語になると読み方がガラリと変わる漢字読みが苦手なむすこです。
この日取り組んでいた課題の中で怪しい漢字の読みを練習しといてと言われてプリントをいただきました。
学校での漢字は「書き取り」中心?
学校では、漢字の書き取りはテストもそうですが、「書き取り」中心のような気がします。
もちろん「フリガナ」振れと言う問題もありますが、ペーパーテストですので読みの問題だと思っていないでしょうね。
どうしても「書き取り」の方が高度なのでテストでも「書き取り」中心。
「ミチムラ式漢字カード」等のおかげで、要領を得たのか?
書き取りが「むすこなり」に改善できるようになってきました。
書き取りは小4・3レベルのものであれば、ある程度パターンがあるのでよくなってきたのかも。
そのうちPCが学校にも入ってきますので、書く機会もグーンと減ると思っています。
書字で苦しんでいる子には良い傾向になれば良いと願っています。
読みは難しい
読みの場合、「音」「訓」、習慣から来る読み方、地名・姓名から来る言葉が混じるとかなり高度。
ぼくだって、あれ?どっちが正解?と思うものも多い。
例えば宿題に出てる「一色(いっしょく・いっしき等)」
一瞬、「「いっしょく」だよな」って思っていると、「「ひといろ」に塗る」って言ったり、地名で「いしき」なんて読む場所もあるし、歴史上の人物で「一色氏(いっしきし)」なんて人もいる。
ぼくもどちらを教えていいかわからん。
(とりあえず「いっしょく」って言っておいたけど、小学生に教える読みとしてはあってる?)
今回よくできたもの
形容詞・形容動詞
これがよくわかっていたとほめられました。
すみません、ぼくが形容詞・形容動詞の意味がよくわからなくて「へー??」状態でしたがむすこは分かってくれてたみたいです。
念のため自分の復習の為に調べてみました。
暑い | 基本形 |
あつ | 活用形(これが一番上にくる) |
かろ | 未然形(ーう) |
かっ、く(う) | 連用形(ーた、ーない、ーなる) |
い | 終止形(ー。) |
い | 連体形(ーとき、ーので) |
けれ | 仮定形(ーば) |
〇 | 命令形(〇) |
静かだ | 基本形 |
しずか | 活用形(これが一番上にくる) |
だろ | 未然形(ーう) |
だっ、で、に | 連用形(ーた、ーない、ーなる) |
だ | 終止形(ー。) |
な | 連体形(ーとき、ーので) |
なら | 仮定形(ーば) |
〇 | 命令形(〇) |
もちろん、むすこはこんな表の事なんか知りもしないし、ことばを使えるようにつかっているだけでそれを検査されただけなんでしょう。
「よくわかっていた」と言うことは、場面に合わせて正確に言葉の語尾を使い分けることができと言う事ですね。
但し、突然聞かれると迷うそうです。想起の問題ですな。まだまだ修行が足りん。
しかしこんな表、ぼくは久しぶりに作ってみましたが、全然わからん。
たまに「未然形」とか「連用形」とかがトラウマのように頭によぎることがありますが、大嫌いだっただけに思い出すんでしょうね。
今見ても嫌いだな。
オノマトペ
あー、これは得意です。擬声語ってものですね。
むすこの場合、これだけで会話になるような感じもするので、一般的なことばと違って擬声語だけで生きていけるかもしれません。
でも、ひょっとしてこれって「ディスレクシア」の特徴なのかな?
何気に検査されていそうでちょっと怖くなしました。
さすが専門家です。
読解
物語:今回は「かぐやひめ」の要約文、論説文「はたけ」(内容はわかりません)と言うものを読んだそうです。
100文字~200文字程度の文章で、体調も機嫌もよかったので上記2つ読めたそうです。
結果、内容も理解出来てだんだん慣れてきた感じだったそうです。
そもそも、今までは読める事だけでも大変でした。
今回も難しい文章ではありませんが、文章を読んで理解することが徐々に出来てきて、改善が進んでいるようです。
このような、具体的な文章は読めない程でなくなりましたが、問題は情景を思い浮かべる必要のある物語です。
ぼくは、これから生きていく上で、情緒・情景を思い浮かべないといけない本を無理して読む必要は無いと思っています。そんなものは、動画がいくらでもありますし、昔話、外国の話し等文化を知りたいのであればiPadが全部教えてくれるでしょう。
個別指導の先生の進めてくれている論説文が読んで理解できればそれで良いと思っています。
小説家の先生。すみません。
関連することばの想起
例えば、「じゃんけんでパーは何に負ける(グー)」とか「おにぎりは、なにで作る(ごはん等)」とかそんな問題です。
半年前まではかなり苦心していました。
常識が無かったって言うか、わかっているのに脳みそから取り出せないと言うか、さまざまな障害で聞かれたものの2割ぐらいしかできませんでした。
例えば「公園に何の遊具がある?3つあげよう!」と聞かれても一つも答えられない時がありました。あんなに「おとうちゃん、こうえんいこう、こうえんいこう」って言っていた子がです。
個別指導に行っているうちに、周囲にあるものを気にして行動をするようになったのかもしれません。
まだまだ安心はできんですが。。。
まとめ
ここまで記述していて、あまり注意点がなかく、今回は漢字の読み以外はほとんどよく出来た個別指導でした。
と言うことは、次回からレベルが上がるのだろうか?
泣きが入らないようにお手柔らかにお願いしたいと思います。
- 漢字の読みの宿題
- 漢字の書き取りより読みの方が大事
- よくできたもの
- 形容詞・形容動詞
- ぼくにはよくわからない
- オノマトペはディスレクシアは得意かも
- 論説文の読解中心にやっています
- ことばの想起ができるようになってきた!
こんな感じの記述でした。
それでは!
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