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昨日は、課題について偉そうな事を記述してしまいましたが、
やはり、うちのむすこにはあの大量の課題をこなすのは無理そうです。
無理そうなもの
- 漢字の反復練習
- 4月と同じ課題である音読とやる予定だったテスト国語
- 4月と同じ課題(社会)
- (授業でやっていないところの)算数の教科書丸写し
- (授業でやっていないところの)算数プリント課題 ドリル
- (授業でやっていないところの)理科プリント課題
- (授業でやっていないところの)社会プリント課題
やれそうなもの(って言うかもう勝手にやってる)
- 理科の植物観察
- 図工の絵
- 体育(体力アップ用にテーマがあります)
こんな感じで、むすこの場合実技的なもの以外は全滅です。
「授業でやっていないところもやってこい自分でがんばってやってこい」、「教科書読めばわかるよ」的な扱いです。
うちの子も読めればなんとかなるかもしれませんが、読むのが困難ですし、ぼくの方でも読んで聞かせることに限界があります。あの量をこの3週間程でこなすのは今の状況ではほぼ無理であります。
初めての学問を一度読んだだけでわかるような秀才には苦労はしないでしょう。
もうこの時点ではついていけないことは明白です。
であればやはり、むすこが壊れるよりは、うちはうちのやり方でやっていこうと改めて誓うのであります。
課題について
課題を整理して、やれること、やりたくない事をむすこと決めました。
「やれるか?」と聞くと変にがんばりやさんなので「やる」と言うにきまってます。ところが、できないくせにやりはじめてしまうので、過呼吸を誘引するようなことがあります。そんなものはやらせられません(特に反復練習)。それこそ虐待でしょう。アメリカだったら逮捕案件です。
なので、やれない、やりたくない課題は親が全部書き込む。
ここで、親のがんばりを背中で見せるのであります。
算数の教科書丸写しは事例をわざわざ書いていただいているので、それを全部縮小コピーしてノートに貼り付ける。
このあたりを全てむすこの了解を得てやることにしました。
他のお母さんが聞くと「そんなことすると、さぼり癖が、、、、」なんて聞こえてきそうですが、いいのです。敢えてそれをします。
できるようになってからやってもらえばいいのです。
そのために、親の背中を見せるようにしています。
代わりにやらせること
算数・国語:すらら
これは必ずやれと言っていて今ではよろこんでやってます。
必死に小学校低学年に習得しなければいけないことを体系的に積み上げています。
いわゆる、学年関係ない習熟度別の学習です。
基本的にキャラクターが読み上げてくれますが、もう一度繰り返しよく読まないと対処できないレッスンもあります。読字が苦手なむすこは、その時は過呼吸寸前状態になりますが、その場合はぼくが読み上げることで対処しています。
文を創造することが好きなので、文の構成についての課題を読み上げるとよく聞いて、理解もしてくれます。
何がきっかけになるかわかりませんので、続けてもらってます。
音読・漢字
苦手とは言ってもやっぱり、読字は大切です。
車を運転していても、標識が読めないと大変なことになります。
ですので、「読み・書き」(音読・漢字)は大事にしていこうと思います。
これはいつも言っている、読み上げ教科書とミチムラ式漢字カードの登場です。
ベースは国語教科書と学校で配られている漢字ドリルです。
これに沿って、毎日2文字づつ勉強しています。
- 教科書の音読(デイジーで読み上げるのを聞く事もある)
- 今日勉強する漢字を2文字漢字ドリルに沿って決める
- ミチムラ式漢字カードで部品を調べる
- 漢字辞典で調べてみる
- 漢字ドリルに漢字を2文字を書く
- 漢字を尻文字で書く
- 翌日、その漢字2文字のテストをする。
順序は変わることもありますが、こんなパターンです。
びっくりしたのが、漢字辞典が気に入ってるみたいです。意外です。
この学習方法が気に入ってるみたいですので、学校が始まっても続けてもらおうと思っています。
まとめ
日本全国で学校休校なんて聞いた事ないのでおそらく初めてのことなのでしょう。そんな感じなので、休校中大量課題の対処なんてどこの学習障害関係の本にも書いてないと思います。
十人十色の学習障害ですので、どんな課題処理をするのか千差万別です。
この休校中にこどもとよく向き合って決めた結果がこれです。
こどものことは親しかわかりません。
こどもの学力が大切なのはよくわかってます。
それがわかってるだけに、じっくりやらせていきたいのです。そして、自分しか守れないものを壊さないようにしたいと思っているのです。
今回のやっつけ感満載の課題プリント類は、
普通の授業がオンラインやテレビで行うことができればよかったかと思いますが、もうここまで来てしまったのでそれもうちの区では無いし、一時期話題になった9月入学の件も知らないうちに話も出なくなることでしょう。
ただ、今回のような、疫病、または災害が今後も起こると決めてかかって準備をしていく必要があるかと思います。
個人もだめ、会社もだめ、となったら最後に頼りにするのが国や地方行政機関です。
是非ともデジタル化を技術立国を標ぼうしていたプライドを持って取り組んでもらいたいと思います。
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