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現代社会において、著作権はクリエイティブな作品を守るための重要な概念です。
子どもたちがインターネットや様々なメディアと触れ合う機会が増える中、著作権についての理解は彼らの日常生活においても非常に重要になってきます。
そこで、小学生高学年や中学生に著作権を教える際のポイントについて考えてみました。
著作権とは?
まず、著作権とは何か、シンプルに子どもたちに説明する必要があります。
著作権とは、作品を創造した人がその作品に対して持つ権利のことを指します。
この権利によって、他人が許可なく作品をコピーしたり公開したりすることを防ぐことができます。
著作権法がありますが、それを理解しておきたいのは大人の役割として、この法律はあたりまえのことをあたりまえのように書いてあるだけであって、これを根拠に大人同士の契約を結んでいくものだと考えています。
それでも、言ってもわからない輩がいたり、食い違いが生じたら専門家を通して争いにするだけ。
子供に対して教えるのは性教育と一緒でシンプルに伝えるだけだと思います。
なぜ著作権が重要なのか
著作権の概念を理解したら、次にその重要性を伝えます。
著作権は、作品が勝手に使われることを防ぎ、創作者の創作意欲を守るために存在します。
例えば、自分が一生懸命に書いた物語や描いた絵が、他人に無断で使われたらどう感じるでしょうか。
このような視点から著作権の大切さを伝えることで、子どもたちにも理解が深まるはずです。
身近な事例を通じて学ぶ
著作権に関連する具体的な事例を取り上げることで、子どもたちの理解をより深めることができます。
例えば、ディズニーキャラクターの無断使用による著作権問題は、多くの子どもたちがわかりやすいを題材です。
ディズニーキャラクターを勝手に商品に使ったり、広告に使用したりすると、法的な問題に発展する可能性があるという事実は、彼らにとって大きな学びとなるでしょう。
著作権違反のリスク
これが一番興味を持つことだと思いますが、インターネット上で簡単に画像や動画を共有できる今、著作権違反のリスクについても教える必要があります。
例えば、YouTubeに無断でアップロードされた映画や音楽は、著作権侵害にあたります。
このような行動がなぜ問題なのか、そしてどのような影響を及ぼすのかを説明することで、子どもたちに正しいメディアの使用方法を教えることができます。
著作権を守るためにできること
最後に、著作権を守るために子どもたち自身ができることを伝えます。
例えば、インターネットから画像をダウンロードする際は、著作権フリーのものを選ぶ、作品を使用する際は必ず許可を得る、などの行動が挙げられます。
また、他人の作品を尊重する心がけも重要です。
なんで急にこんな真面目な話を始めたかというと・・・
なんで、こんな事を突然記述し始めたかというと、むすめと一緒にあるキャラのYoutube動画を見ていた時です。
「お父ちゃん、こんな風に(このキャラを)Youtubeに勝手に配信していいの?」と聞かれたからです。
「基本的には、ちゃんと許可や契約を結んでいる場合はOKだけど、勝手にやってるとしたらだめだね」
「そリャそうだ。tiktokにもいっぱいあるけどね。」
「このキャラクターを持っている人が、(勝手動画は)人気を広めるためにある程度は許して放ってあるかもしれないね。本当はだめ。許可取らないとダメだよ。それは気をつけようね。でもYoutubeってよくできてるから、ひょっとしたらこの動画の収益が発生したら、キャラクター側(著作権者)に自動的にお金がそっちに回るようにしてるかもね。」
そうこうしているうちに、そのキャラがNETFLIXで配信をし始めたので、見る方もきちんとお金を払って、配信する方もきちんとした許可が必要あると理解したみたいです。
その点、なぜか中2のむすこはよく理解しています。
自分から勝手にキャラクターを使ってはいけないとよく言ってきます。
さすが、3歳からYoutubeを見てきた男です。
それを大人が「いいやいいや、大丈夫!」という不適切な思考にならないように注意しないといけません。
どんどん悪い方向に行ってしまう事でしょう。
っていうか、今の若い人って全体的に見ても作り手の事を尊重するような様子を感じます。
それが自然に著作権の概念が身についてきているのではないかと思います。
ピュアな気持ちを大事にしてあげるのが保護者の役目です。
まとめ
著作権は複雑で難しい概念です、ぼくも著作権を勉強して20年近くなるのですが、それでもうまく説明できない事があって、あれはダメ、これはダメと杓子定規に決めつけられないものがあります。
今は身近なことで著作権に関することがたくさん事例が溢れています。
特にむすめは作り物が大好きです。利用する側と作る側の両方の立場でわかるはずです。
具体的な行動指針を通じて、子どもたちにも分かりやすく確認してもらえることが可能でしょう。
このような教育を通じて、将来的に彼らが創造的な活動を行う際の礎を築くことができるでしょう。
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