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最近、中学生の生態を知るために、その世代の事を書かれている本をよく読んでいます。
この手の話題は、映画やドラマだとちょっと前でも描写的にどうしても時代を感じてしまうので、本を読むのが一番いい。
ぼく自身は中学生当時を思い返しても、あんまり良いことを思い出せません。
理不尽な理由で先生にも親にも怒られたことあるし、碌な思い出はないので思い出したくも無いというのが心からの思いかもしれません。
今年中学生になったばかりのむすこの場合、学校生活の大半を占める学習に関わるテストの点数や学校の勉強の不得意さ差し引いても、すごく楽しそうにしています。
昔からそうなのですが、空気を読むのがうまく、置かれた立場で自分のやれる事は何なのかを主張しているようにも見えます。
その、自分でやりたい事、やれる事を思う気持ちを阻害することのないように、見守り、そして学校には指導や評価をしてくださればなと、お伝えしたいと考えております。
この本では、むすこと同じとある東京の中1生のクラスの1年間を、短編に主人公を変えながら書かれています。
昔の金八先生のような大きな出来事はありませんが、中学生にありがちなよくありそうだなと言う話です。
ちょうど書かれたのが、東北の震災のあとの頃だったでしょうか、福島から親戚を頼ってひとり引越ししてきた子も書かれています。
この手のお話しには、それぞれ生徒の「立ち位置」や「個性」付けと言うのが大事であります。
それが無いと、本のお話しと言うのが成り立たないぐらい重要で、それがわざとらしく大げさなものになってしまうと、読んでる方もしらけてしまいます。
そんなところが難しいところかなと思いますが、それぞれがサラッと書かれていてリアリティ感があったように思います。
「立ち位置」や「個性」付けの世界の真ん中にいるむすこたち。
よく学校の話をしてくれますので色々と聞いていますが、色々とおもしろいことや、おもしろくないことが繰り広げられているようです。
担任の先生や、他のお母さんに聞く話だと、うちのむすこは「ムードメーカー」、「サッカー少年」、「スポーツ少年」そんなところです。
そんな話を聞くと十分、個性を活かして学校でも過ごしているのかと思われます。
「とりあえず、それでいい。」
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