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ディスレクシアなむすこが中学1年生になり2か月以上が経過しました。
ディスレクシア発覚当時からしばらくは、勉強に対してネガティブな思いを抱いていたり、癇癪をおこしたりしてきたむすこですが、最近ではその感情が薄れてきたように感じます。
変わったのか?ディスレクシアむすこ
このブログをご覧いただいている方はディスレクシアについては良くご承知だと思いますが、念のために記述しますと読み書きや計算などの学習活動において困難を抱える状態を指します。
この障害を抱える子供たちは、通常の学校生活で課される教科やテストに対して苦労することが多いのが一般的です。
当初はは私たち親も驚きや焦りもあって、彼の悩みを理解するのに苦労しましたが、時間とともに彼が変わっていくのを見ることができました。
関わってくださっているみなさんのおかげです。関わるおとなで変わる
むすこのネガティブな思いが薄れていく過程で、いくつかのポイントが重要だったと感じています。
まず第一に、学校の先生や支援スタッフとのコミュニケーションが非常に効果的でした。
彼らは彼のニーズを理解し、個別の学習支援(配慮)を提供してくれました。
このサポートが彼の自信を取り戻す一助となりました。
例えば、読みが苦手なむすこには長い文章を音読させず、無理そうなところで切り上げてもらったり、聞くことは得意みたいですので、よく話を聞いてもらえるように一番前の席にしたり、などなどちょっとした配慮です。
また、私たち家族全体のサポートも大きな役割を果たしました。彼の勉強に対してネガティブな感情が湧いたときでも、私たちは常に彼を応援し、励ましました。
特に、彼の進歩や成功を称賛することが、彼の自尊心を高めるのに役立ちました。
「ほめてばかりでどーすんだ?」と言う偏差値や知能指数と言う数字でしか、物事を判断できないような他人も中にはいます。
ぼくに言わせれば、劣等感を抱えている子に追い打ちをかけてどうすんだ?
「てめーの子じゃねーだろ。」
そんなに、余所の子を「悪い」こどもにさせたいのかと言いたくなります。
特性は変わらない、でも特技を活かして前向きに。
さらに、彼が自分自身の強みを見つける手助けをしました。ディスレクシアは学習の一部分に困難があるだけであり、他の分野では彼の才能や能力が輝くことがあると信じています。
例えばスポーツです。むすこは3歳の頃から「サッカーやりたい」と言っているスポーツ大好きっ子です。
その彼がスポーツ等の興味や得意なことに集中することで、彼は自信を持って学校生活に取り組むことができるようになっているように思います。
これまでの2ヶ月程で、彼の態度や自己評価が明らかに変化しました。
彼は以前ほど勉強に対して抵抗感を持たず、自分から英単語や漢字の勉強をすることが見られます。
学校で習ってきて覚えている事を自分で授業の真似事をして復習しています。
他人に教えると言うのは記憶の定着等で良い効果があるとぼくは考えています。
更に、教わった英語の唄やべき乗指数等、新しいことに挑戦する意欲が湧いてきています。
むすこは自分の進歩を喜び、学ぶことへの興味を取り戻しました。
ディスレクシアで文字読みに困難がある以上、記憶の定着は他の人より遅れると思います。
それでも自分でのやり方を編み出してがんばっているように思います。
いつも、ブツブツ言いながら勉強しているむすこ。
静かに勉強したいむすめはブーブー言いますが、お兄ちゃんの声がうるさい時は自分のお部屋に行っててね。
「おれね、静かだったり、誰もいないところだと勉強出来ないんだよ。」
そんな事を言っています。
それと、勉強も体育と一緒で体を動かして無いと息苦しいようです。
必要な時はいつでもおとうちゃんが聞いていてあげよう。
夜は眠いけどがんばるよ。
まとめ
私たち家族は彼の成長を見守りながら、彼が自分自身の限界に挑戦する姿勢を感じるむすこに驚いています。
彼のディスレクシアは依然として彼の学習に影響を与えます。
残念ながら、まだ最初のテストには努力が点数に反映されていません。
でも、彼の前向きな姿勢と学校でのサポートシステムのおかげで、彼は自分の可能性を信じ、親子でがんばろうとおもうのであります。
来年ぐらいにはきっと、満足のいくものになれば!と信じています。
こんな、ぼくらの経験を共有したいと思いこのブログにしてみました。
むすこには、前向きな気持ちで学ぶことができるよう、支援し続けます。
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