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小4のむすめがいわゆる「トロッコ問題」について考えを巡らせています。
「トロッコ問題」は結構古典的な道徳的な問題として、ぼくのこどもの頃から類するアニメやお話しは結構あったと思います。
ところが、「こっちの線路に5人寝てて、こっちに1人寝てて、その手前のポイント切り替えを・・・・」なんて、ストレートな問題を知ってしまって色々と考えているようです。
ぼくの答えと比べて、自分の答えを照らし合わせて安堵したり、疑問を持ったり。
時には、様々なパターンを考えてきます。
「おとうちゃん、こっちの線路に私が寝てて、あっちの線路にかわいい赤ちゃんが5人寝ていたらポイント切り替えする?」なんて考えるだけでも残酷な問題を持ってきます。
ぼくとしては、この問題にはどのパターンにおいても「答えは無い」し、問題自体「ナンセンス」だと考えています。
誰かの企みで現実に起こった場合があったとしたら、線路かトロッコを壊すしかないなと思ってて、そもそも恐怖ファンタジーの世界だと思っています。
でもね、wikiにもあるけど、今後自動運転に組み込むAIパターンを入れないきゃいけない立場の方たちがいたとすると、どうするんだろうと怖くなります。
将来、むすめがそのパターンを実装する立場になったりして。
むすめが考える「トロッコ問題」についての考察
小学4年生の子供が「トロッコ問題」に興味を示すこと自体は、一般的には問題ではないと思います。
いつも言っていて恐縮ですが、知覚推理の得点が高すぎるということから、認知能力が高く、論理的思考や問題解決能力が過度に発達していることが影響しているようにとも考えています。
実は、「おとうちゃん聞いて」と持ってくる似た類の問題は「トロッコ問題」だけではありません。
一見シンプルな「トロッコ問題」のように、実は普通よりも複雑な問題に興味を持つことがあるのでしょう。
それが、むすめが真剣に考える中で問題が生じる可能性も考えています。
そんな中、「トロッコ問題」は倫理的なジレンマを含んでおり、真剣に取り組むと難解な問題です。そのことで、以下のような潜在的な問題があると推測しています。
心理的な負担
「トロッコ問題」は現実的ではありませんが、生死に関わる選択を迫るものです。
むすめがこの問題について真剣に考える中で、その選択の重さや責任感を感じていることでしょう。
その事によって、心理的な負担を感じたり、不安や罪悪感を抱くことはあると想定しています。
過度な現実離れ
トロッコ問題は現実に沿っているようで、抽象的な場面です。
むすめがこの問題に興味を持つことで、現実の倫理的な問題や日常生活の中での優先順位を見失う可能性があります。
むすめが何も無いのに突然しくしく泣き出したりしてしまうのはこんなところも原因なのとも想像しています。
倫理的な混乱
トロッコ問題は様々な倫理的な観点からの考察が必要です。
むすめがこの問題に取り組む際に、正しい解答や行動が明確でないことに苦慮しているのは間違いなく見受けられます。
これが倫理的な混乱を引き起こし、困惑や不安をもたらすことがあります。
まとめ
むすめが「トロッコ問題」について、盛んに持ってくるのでそれをどう考えているか考察してみました。
ぼくは、脳天気な人間なので「トロッコ問題」のような問題はどちらかと言うとやり過ごしてしまうタイプなのですが、むすめはそうはいかないようなので、いくつか考えられることを挙げて見ました。
しかし、思い起こすとぼくが小学生の頃も「UFO」「未確認生命体」「恐怖」「超能力」等のブームがあって、想像の世界で得たいの知れないものに無駄に恐怖を感じたことがあったことを思い出しました。
むすめもそんなものをネット上から見つけて、真剣に考えているだけなら良いですが、、、
問題が生じた場合は、また周りを巻き込んでサポートかな?
とりあえずはむすめの話をよく聞いて、状況を把握しておくことにします。
取り越し苦労ならそれでいいんですけど。
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