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小6むすこのスポーツ少年団サッカーチームの卒団式に出席しました。
ぼくは去年の6月に病気をしてからほとんどチームの試合や練習は見に行かれませんでしたので、みんな大きくなっていて成長と変化を感じさせられました。
卒団の儀については、うちのむすこのように6年間いた子もいれば、途中から入った子もいましたが、それぞれの事を思い出して、泣き出したりする子もいたりでした。
特に6年間も見てくれたコーチたちは、あんなに小さかったみんなをここまでしてくれて終始うるうる来ていて、いつもはチャラチャラしているコーチのあのような顔を見られて、こちらももらってしまいそうになりました。
ゴールデンエイジ時にコロナ自粛の世代
コロナ休校を利用し近所を駆け回り逆に結果的に体力作りになった
むすこたちの年代は、4年生の始めからコロナが流行りみんなで練習が出来ない時期がありました。
4年生の9~10歳頃から12歳ぐらいまでの年代はゴールデンエイジと呼ばれていて、個人差はあると思いますがそれまで神経系の発達がそろそろ終わり、今度は動作の習得になる時期になります。
その時期にむすこたちは、いつ終わるかわからないコロナ休校、自粛等が始まってしまったわけです。
すごく、不幸な時代の子ではあります。
しかし、うちのむすこ含んで何人かは、そんなコロナ休校等関係なく、毎日毎日外で遊びました。
時には、上級生下級生関係無く公園で自主練習をしたり、サッカーばかりでなくブレボ―、鬼ごっこ、かくれんぼ、カードゲーム等々、学校お休みで時間を際限なく使い、遊び尽くしていました。
近所の方々も朝から夕方までうるさかったと思います。
こどもたちに苦情を言ってくる方は全くありませんでしたが、地域の方々には本当にご迷惑をおかけしたと思います。
そのコロナ自粛の時は、遊びまくって来た子と、外に一歩も出てはいけないと言われていた子がいました。
この2種類の子に運動能力に差がついてしまったと感じています。
専門家でないので、調査をしたわけではありませんが、彼らのサッカーの試合を見ていて、相変わらず俊敏に動ける子、周りが見えてうまいパスが出せる子、反対に動きが止まり存在感が無くなってしまっている子、周りの動きが見られなく適当にパスを出す子、そんな差がはっきり出ていました。
多感な時期なので精神的な要因もあるだろうし、成長期、運動能力の差はそれぞれあるので、何とも言えませんが、コロナ前に大体、横一線に並んでいたサッカーの技量が、自粛後にそれぞれ大きな差がついてしまったと言うのが見られました。
素人のぼくでもそう見えたので、コーチなど専門の目で見られる方はもっと見えた事でしょう。
LDが分かった時期です。
うちの場合、たまたま、むすこにLDが分かった頃です。
カタカナがわからなかった時期でもあります。
どうせ、LDあるなら、大好きな運動や遊びぐらいは思い切りさせようと舵を切りました。
尚且つカタカナと漢字の習得にがんばってもらいました。
そして、なんとかそこそこ行けるようになったのは、この初期ゴールデンエイジ時期に運動機能の活性化できたために、脳の活性化にたまたま良い影響がありカタカナ、漢字の習得がそれなりにスムーズに行けた結果を生んだような気がしています。
証拠はありませんが、実感としてそう感じます。
あいさつもきちんと出来ました(たぶん)
さて、むすここの卒団式のあいさつで、他の子は何も考えていなくグダグダなあいさつが多い中、「自分の事」「コーチへ」「おとうさんおかあさんへ」「出席してくれている5年生のみんなへ」とあの子にしては理路整然とわかりやすくスピーチをしていました。
親バカですみませんが、立派にスピーチを1分ほどにまとめて卒なくしゃべっていたのにはびっくりしました。
もうかつての「えーっと」「え~っと」と言うのも聞かれませんでした。
細かいところを見るのは不得意ですが、俯瞰して見るのが得意なむすこ。
会場を見渡して、誰に何を言えば良いのか瞬時に判断できるのかな?
そんな特性の強みを感じた卒団の会でした。
感極まって泣いていたシーンもありましたけどね。
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