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小6ディスレクシアむすこ。小6生2学期の「漢字50問テスト」がありました。
自ら学習し、がんばりました。
結果は「86点」!!
合格点は「90点」です。
1問2点ですので、2問届きませんでした。しかも前回1学期と同じ点数です。
涙、涙で、答案を見せてくれました。
本当に悔しそうでした。
よし、よし。
しかし、よく考えてみると、去年までは40点、50点台が当たり前だったのが、ここまで来ました。
答案をみると・・・
答案を見てみると、きれいに書いてあります。
著作権の関係でお見せ出来ませんが、過去のようなオリジナル漢字や、へんとつくりをひっくり返したりしているようなものは見当たりません。
問題は、50問あります。
ディスレクシア系が入っていると、きれいに書けたとしてもこれだけ書くのはキツイのは間違いありません。
(鉛筆シャープのおかげかな??)
よくがんばりました。
その証拠に裏面の余興のような問題は〇×問題以外白紙です。
疲れ果てています。
あまりにも悔しがった居るので、出来た問題は褒めてあげました。
本当に自分の力でここまでよくやったよ。
んじゃあ、後2問ってところで、なにが悪かったの??
軽く分析をしようと思ったけど、それも拒否されました。
再テスト
「明日、再テスト受けて来るけど、大丈夫。」
「え?もう明日あるの?大丈夫なの?ひょっとして間違ったとこだけじゃなくて全部??」
「うん全部だよ、間違ったところ分かってるから。あとでちょっと見直して見るだけでいい。」
これまでは、何が間違いなのかも理解していないことが多く、やり過ごしていました。
ところが、ここに来て変わってきました。
何が間違っているのか?
自分のことば・漢字の弱点がわかってきたようです。
「よしよし、それなら大丈夫だね。」
「うーーーん、再テストめんどくせー、中休みにやるし!」
そうか、中休みにみんなと遊べないのが辛いんだね。
それなら、次1発で再テスト合格して、早めに終わらせてしまえ!
再テスト合格したよ
そして早速翌日、先生に言って「再テスト」をしてきたそうです。
「おとうちゃん、やっとおわった~、ほら98点。1問だけ間違えちゃった。」
「惜しいね、でもこれ〇〇くんの「優」じゃん。」
「あ!そうだ!!あいつの名前の「優」をまちがえるなんてー!!」
ともだちの名前にある文字は自信があることを言っていたのですが、油断したのか「優」の字の「心」が抜けていました。
1回目は合ってたのにね。
まちがえの原因
むすこの漢字間違えの原因は、現状3つあります。
- 同じ音で意味の違う漢字(同音異義語)で書いてしまう。
- 字形が似た文字(例、縦と従 等)
- 似た意味の漢字で書いてしまう。
この3つです。
日頃から本に親しんだり、繰り返し日常に出て来る言葉でしたら区別できて、記憶に定着すると思いますが、教科書やドリルに載っているものですと、何かしら嫌々感があるので中々覚えられません。
また、市販のドリルや塾等での紙面上の強制的な反復練習は、彼にとって自殺行為でもありますので現実的ではありません。
そんな記憶にあいまいな点が、細かいところで「あれ??」となってしまいます。
それでも、間違ったところをサラッと眺めて「大丈夫!」と言っていました。
漢字が、頭の中のどこかにイメージとして格納されていて、それがアウトプットするための意味とがあやふやにつながっていたのですが、テストで間違った事によって頭の中でつながったということだと思います。
LDが分かった頃から、漢字ミス原因のフェーズが変わってきました。
ぼくは、「悪い方へ行ってないな」といまのところは楽観的に考えるようになりました。
このまま、努力を続けて欲しいものです。
まとめ
小6生2学期の「漢字50問テスト」の事を記述いたしました。
しかし、いつも思うんですが、いつから「漢字50問テスト」なんて始まったんだろう・・・?
ぼくがこどもの頃はなかったと思います。
LDじゃなくても、嫌々だろうなぁ。
しかも「こんな漢字、小学生で習ったっけ?」と思うものもたくさんあります。
何を焦っているのかわかりませんが、こんなに詰め込んでゆとり教育の反省と言うより、反動だね。
現在、各方面で持てる能力を発揮して注目されている方たちは、ゆとり教育全盛の世代です。
そう考えると、悪いものでは無いとぼくは思います。
型にはめるための詰め込み教育なんだろうな。 色々と問題だ。
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