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【就学相談】確認したいこと

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「認知」「処理プロセス」今回はどうかな?

前回(2020年、3年生の終わり頃)行ったWISC-Ⅳのむすこの感想で、

「積み木(積木模様)が楽しくて、ある・ないを探す(記号探し)のが難しかった」と言っていたそうです。

但し、例の「積木模様」は見本の形を捉えるのが難しく、早期に終了していたそうです。

このことから「単純な視覚情報を、早く正確に読み取る力」は弱いと言う評価をいただきました。

それを踏まえて、どうしてこんな事になるのか?この2年間むすこを見てきました。

その事は、日常の学習・生活にそっくりそのまま反映されていることがわかりました。

文字、図形、記号を素早く、正確に読み取るのが苦手な特性は、この事から言えるのだと思いました。

これらが更に高度になり、紙の上に文章、図式等としての塊が、彼の目に映った時に混乱が始まります。飛ばし読みをしてしまうのも、文章がひとつの塊のようになってしまうのだと考えています。

いつも言っている「森を見て木が見えない、木が見えて葉っぱが見えない」そんな感じです。

「もう、嫌だ!やりたくない!!」4年生、5年生の半ばまではそんな状態が続いてきました。

マンガが読めないのは、文字だか?画だか?混乱が始まることからなんだと思うのです。

逆に評価が良かったのは、単語の理解です。

文字を読むことを嫌っていて単語の理解も難しいくせに、ぼくは何を言ってるのか辻褄が合わない気がしました。

でも、実は単体としての単語を覚えたり、知識として積み上げるのが得意だったようです。

そうするとこれまでのやり方の他に、単語・語彙の知識を積み上げていけば、それなりに効果は出るのではないかと考えました。

塊にしか見えていない文章を見て、覚えている単語がいくつか発見できれば、それなりに読むことに興味が沸くはずです。

また、単語を覚えていても、実際に想起が出来なければなんにもなりません。

例えば「トマト」と書いてあって、一般的に赤い色をしたトマトが頭の中で想起できるようにすることも大事です。

算数でも同様です。

三角形を見て寸法、角度が書いてあったら「面積はどうやって計算したっけ?」と公式が想起出来ないとこれからの基礎学習としては難しくなります。

面積なんて別にどーでも良い事だと思っていますが、知的好奇心と言うのは進学する上で学習への意欲につながります。

つまんない公式とは言ってはいけませんが、そんな単純な公式一つにしても、そこから広がることがあるはずです。

全ての学習にことばの想起ができてくることは、学習全体に繋がって行くと思います。

ぼくはそんな事を期待して、この2年間「個別学習」に通わせました。

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「聞く」「話す」、特に「聞く」ことはどうかな?

校舎イメージ

さて、もうひとつ課題として、臨床心理士先生に指摘されていた、

「耳から聞いた情報をきちんと記憶して理解しているか?」ということがあります。

いわゆる一般的に「ワーキングメモリ」の件です。

専門家の指摘を否定する訳ではないのですが「ワーキングメモリ」の件については、少しばかりむすこには懐疑的にとらえています。

確かに2年前ぐらいまでは、先生等の大人の話に興味を持たず、聞いていない、話がわからないからそっぽを向いている、聞き漏らすことが多かったのは確かです。

でも、当時から教科書で他人が音読しているものを覚えてきたり、今では先生やサッカーのコーチ、学校の行事で聞いた大人の話、教えてもらった事を確認するように、家で嬉々として話してくれます。

成長して、意味が加わったことばの積み上げが進み、ひょっとすると周囲のことばが聞き取れてきたのかな?と思っています。

2年前までは、語彙力の不足からそのような評価になったのかもしれません。

今回の、就学相談での検査評価で確認してみようと思います。

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まとめ

今回の「就学相談」は「面談」と「発達検査(田中ビネーV)」になるので、これまで受けてきたWISC-ⅣやKABC等とやり方が違うと聞いています。

いずれにしても、今のむすこの状態がどれぐらい成長・改善したのか?得意・不得意なものは何か?むすこのやり方でもうすこし違うやり方が見つかれば楽しみであります。

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