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先日、ぼくの母からむすこ、むすめに誕生日プレゼント(実際は8月です。早すぎ。。。)が届きました。
何を贈っていいかわからないと言うので「なんでもいいよ」と言ったら、「これで何か買ってあげて」と届いたのは、なんとお札。
芸が無いと言えばそれまでですが、年寄りに小学生の誕生日プレゼントを選んで来いと言うのも酷な話です。
そんな訳で、今日はお札について記述いたします。
おばあちゃんからお金もらったよ!
そのプレゼントの金額何と一人現金1万円!
むすめは、どうでも良い顔してましたが、むすこは色めき立ちます。
ぼくが「何買ってもいいけど、使っちゃったらおしまいだよ」と言うと、急にまじめな顔して、「少し貯金して、少しだけぼくがもっとく」と言いましたので、話し合いの末、2000円だけあげました。
初めての千円札
おそらく、お札をしっかり見るのは初めてです。
まじまじと見つめて、これ誰?(むすめは「のぐちひでよ」と即答)から始まって、裏の富士山きれい!、透かしに「スゲー」と歓喜。
でも、最後は、「これ1まんえん?」と聞く始末。
真ん中に漢字で書いてあるし、上両角にも書いてあるから当たり前のようにわかるだろうと思っていたのですが、ひょっとしてディスレクシアにはお札ってわかりづらい?考えてしまいました。
いかにも日本を感じさせるデザインのお札、いいかもね、でも。。
確かに、一番わかりやすいところに「千円」と漢字で書いてありますし、「日本人」なら分かってあたり前。威厳も感じるし、これがあたり前だったので気にも留めませんでした。
むすこにしてみれば、各1万円札と比べても大きさも同じですし、見たことない漢数字での表記と芸術的な文字表記。数字も長体かかって詰まっていてかなりの難敵。全体的にはっきりしない色なので、ひょっとして混乱が生じているかもしれません。
2024年発効予定の新紙幣
むすこがこのような調子でちょっと心配になってきましたので、ひょっとしてと思って、次の新紙幣のデザインを確認してみました。
お、海外のお札っぽいけど、わかりやすそうー
ユニバーサルデザインか!
算用数字が全面に出て、文字間も等間隔で離れていていい感じです。
財務省のウェブページにも「ユニバーサルデザイン」採用と記載がありました。
指の感触により識別できるマークの形状変更及び券種毎の配置変更
額面数字の大型化(表・裏)
「ホログラム」及び「すき入れ」位置を券種毎に変更
財務省 新しい日本銀行券及び五百円貨幣を発行します ユニバーサルデザイン(券種間の識別性向上等)
むすこに聞いてみました
改めて、現行の1万円札と、新1万円札(予定)を見比べて、どっちが良いかとむすこに聞いてみました。
「古い方が、かっこいいからいい」
じゃあ、見やすいのはどっちだ?と聞くと
「新しい方、大きく10000って書いてあるもん」とのことでした。
見た目は古い方、実用的には新しいデザインってとこでしょうか?
お札の種類わかるようになっています
そんな、こんなことをしている間に、
お札種類について、むすこが混乱していたのは最初だけでした。
今では、全てのお札の金額を即答できるようになりました。
ちょっと安心しました。
でも、すぐ忘れるかもしれません。過度の安心は禁物です。
それが、学習障害。
とりあえず、ぼくの母のプレゼントのおかげでお札の勉強になりました。
よかったです。
まとめ
やはり、現行紙幣の和風芸術デザインを感じるところを好むのは、むすこも日本人だからでしょうか。
新しいお札の万国共通である算用数字が大きく書かれるようになり、むすこ以上に読字に強い困難が生じている方には助かることかと思います。
次期予定のお札デザインにユニバーサルデザインを採用されることが素直にうれしく思うところです。
追記
追記:2020年9月30日
この間、むすこに「任天堂のプリペイドカードってどこで売ってる?」と聞かれました。
「だれから聞いた?」と聞くと、「ともだちから教わった」とのこと、
PASMOはもうチャージされていれば使っています。今度はプリペイドカードを覚えてきました。
「こどもはカード作れないけど、プリペイドカードなら大丈夫だよ」とのこと。よく知っています。
新紙幣が出るころには、こどもも電子マネーを使っていて現金に触れる機会が無くなっているかもしれませんね。
とりあえず、セブンイレブンに行って見てこいと伝えておきました。
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