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一昨日からディスレクシア少年へのアプローチについて、我が家の私見から見直してみました。
今回は「学習コミュニティ」の面を振り返ってみようと思います。
「学習コミュニティ」と言っても、成長と共に変わってくるものとぼくは考えていて、今日これだから明日は違うかもと言うのは大いにあるのはあたり前の話です。
我が家の中坊むすこは、学習以前の苦しさ(記憶力、これまでの積み上げ)を抱えておりますので、まず学校以外の学習を与えるのは相当厳しい。
従って、学校の先生のご教示での学習=100%なのであります。
であるので、塾に行って苦手な部分を補って弱点克服!して偏差値アップなんてことを考えては本当に苦しくなってしまいます。
余計な事はまずできないと言う事です。
でも、高校に進学するのに学校以外の知識が必要かというのはそうではないので、それは割り切って先生から「これをやっておこう!」と言うのをがんばってやっていると言うのが現状です。
コロナの時期に学校機能がストップしていた時期に、これ幸いに通信教育「すらら」を使ってなんとか追いついた過去はありますが、学校が正常運営されている以上、学校での学習第一!でやっていくのが一番だと思います。
現代の中学校の勉強はぼくの時代のものとはかなり高度になっていて難しいものが散見されますが、なんとか僕らの方も理解ができているものが多く教えることが可能で取り敢えず、家庭内寺子屋で踏ん張ってもらっています。
この家庭内寺子屋も思春期・反抗期がこれ以上に強化されていく事も考えられて、運営が崩壊することもあります。
そんな時に「学習コミュニティ」ってのはどんなものを考えておいて、むすこに合った学習環境を提案することも必要だと思います。
考えられる「学習コミュニティ」
- 学校や教育機関:学校、クラス、部活動等、基本的に中心になる学習の場ですね。
- 塾や予備校:外部に任せる場合はこれですね。
- 図書館:地域の区立図書館では行われていませんが、都立や大学の図書館等では学習支援プログラムをされているところがあります、また地域の図書館でも読書サポート等を行っていますので利用する価値はあるかと思います。
- コワーキングスペースやカフェ:利用者としてはお金がかかるので社会人や大学生が多いのですが、意外にあのようなガヤガヤしたところにともだちと行って勉強するのはありかもしれません。実際むすこは何度かマクドナルドにクラスの出来の良い子と行って漢字を教わったりしています。
- オンラインコミュニティ:SNSや学習プラットフォームですね。
うちの場合現状上記の通り、学校が学習の場として100%ですので、学校と家以外ではやりたくない派です。
仲良しのともだちの中でも塾に行っている子もいますが「塾に行く!」と言うのは別世界のように頭に描いているようです。
従って、現状のむすこの「学習コミュニティ」は「学校」です。
自分でなんとかしたい
どちらかというと「自分でなんとかする!」と言う子です。
これは運動・サッカーでうまく言っているのでそんな発想に走っているのだと思います。
運動分野で「自分でなんとかする!」でうまくいってるだけ大したものです。
学習は運動とは違います。
しかし、その成功体験を糧にできることは誇って良いと思います。
「自分でなんとかする!」が実体験としてあって、それを学習でも実現したいとする気持ちがあるようです。
おかげで、机に向かって勉強をする姿を、過去に比べて格段に増えてきました。
本当にがんばってるよ。
それを見ると、今後どう変わっていくかわかりません。
親が描くような成績が追いつかなくてもそれで良いと思う。
その意志と言うのは将来に渡って絶対に役に立つよ。
先生方にもそう報告しておくよ。
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