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振り返りして、出来事とことばの「想起」をする癖

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小6むすこが入団している地元のサッカーチーム。

たまに対戦する相手に、結構大きなインターナショナルスクールのサッカーチームがあります。

そこのインターナショナルスクールは、クラブはサッカーかバスケットボールに人気が集中しているので、サッカーチームがむすこの話だと3チームあるんだそうです。

「あれ?前は1チームだったじゃん。」

「どんどん増えてるんだよ。野球部とかは無いからね。」

しかも、学校のチームで毎日のように練習しています。従って比較的強かった(過去形)チームです。

児童とは言っても、様々な人種が集まっていてむすこたちよりはるかに体格の良い外国人が揃っています。

4年生ぐらいまではそこのチームとの対戦が決まると、デカいので圧が強いし、負けるのが分かっているので対戦を嫌がっていました。

ところが、6年生になって変わってきました。

「あんなのラクショーだよ。」

この間も、このスクールのそれぞれのチームに勝ってきました。

ファールを食らい憤慨して、逆襲してボランチのむすこまで点を決めて、やっていて負ける気がしなかったそうです。

「変わるもんだね」

「だって俺、見て考えて動いてるから、やつらが考えてる事分かるもん。隙だらけだよ。」

強くなったねー。読まれてると言う事は戦略→戦術が悪いのかな?

勝った方がもちろんいいのですけど、児童サッカーなので勝ち負けより「自信」をつけさせるために「戦法」を考える。

それが、ちょっとそのチームにはむすこたちより欠けてきたんじゃないかな?そんな印象を受けました。ちょっと相手の攻めが単調だったしね。

よそのチームなのにすみません。

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むすこ、落ち着きが出来て来たかな?

地区大会で優勝した時のトロフィー。むすこの手です。

むすこは、サッカー試合になると「おとうちゃん、来ないで」と言われるので最近は全然いけません。

その代わり、別のおかあさんがビデオを撮ってくれているので、それを見させてもらっています。

そのビデオを見ていて感じるのは、「もともとあった体力が更に確実に付いて来た事」、「落ち着きがある事」、「周りをよく見ていること」、「失敗もあるけど意味のある(考えた)パスをしていること」、「可能性がゼロでなければシュートをどこからでも打ってくる事(これって結構相手には脅威)」、「コミュニケーションを取っている」、、、等々、そんな事を感じました。

特に、「落ち着きがある事」には成長を感じました。

ボランチなので中盤でボールをトラップして周りを予測し判断して、確実に味方がボールを取れる方のスペースへボールを蹴る。それを繰り返しています。

むすこがパスをする時は、こどもによって身体的能力は様々ですので、利き足、トラップうまい子、走れる子、走るのがあまり得意でない子、足が速いだけでボールコントロールが上手くない子、等々を判断して前線へボールを蹴り送ると、語っていました。

「え~、まじ?そんな事出来るの~!」

「そんなのあたりまえ。これがおれの仕事。」偉そうです。

親のぼくでもびっくりです。

パスしたとしても100%成功する訳ではありませんし、理想を言っているだけかもしれませんが、成果として確実にそれが起点となってフォワードがゴールしてくれる数が増えてきているように思えます。

ここが、4年生ぐらいまでは全く勝てなかったインターナショナルスクールのサッカーチームとの差になっていることかな?と感じるのであります。

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成功も失敗も含めて、振り返りをするむすこ

ここまで成長してしまうと、個々の戦術についてはもうコーチも口を出さないでいるようです。

基本のアドバイスをするぐらいで、戦略、戦術、戦法とみんなで話し合って決めているそうです。

役割を決め、攻め方の基本を話し合って、試合に臨みます。

ここでの話し合いと言うのはむすこ的には、かなり勉強になってきました。

過去には、話合いをしても考えや行動を「言語化」するのが苦手だったむすこです。

「えーっと、えーっと」となんとなく思い浮かんでも、ことばにならないあれです。

6年生になってからは、チームでの話し合いをしたことを、家でも良く言っています。

彼の良いところは、このように忘れないように折を見て自然に反復して振り返ることです。

反復と言ってもドリルのように過度な鍛錬のようなものではありません。

忘れそうになったら、想起しようとすることです。

これは、月2で通っている個別指導で身についたものです。

話の内容はサッカーの事ですので、ぼくにははっきり言って何を言っているのかはわかりません。

でも、そこはわからなくても聞いてあげる事が大切だと思っています。

ぼくが分かっていないのは丸わかりでしょうし、聞いてくれる人がいるだけでいいのです。

失敗したことも否定しないでただ聞いてあげることも大事だと感じます。

そうすることによって嫌な事や失敗した事こそ大事なので蓋をしないで話をします。

失敗したことの振り返りはとても役に立つはずです。

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まとめ

サッカーを通じて振り返りを実践しているむすこの話を記述しました。

これからますます「言語化」にすることが、大切な時期が来ます。

「学習(話合い)」→「言語化」→「行動(経験)」→「言語化」→「振り返り」→「想起」→「定着」(以下繰り返し)

こんな訓練を小学生の間は自らやってきたようです。

これが、学習にもつながればな~

そうしたら言う事無しなんですけどね。

そうはうまくいかないようです。

「中学生になったら勉強もがんばる!」そのことばを信じてるぜ。

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