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1日の予定表を小5むすこに、強要したことないし、書いておけ何て言った事ありません。
夏休みとか長いやすみだと、「生活のリズムが崩れるから1日の予定を作りましょう」と学校から言われることもありますが、書いたとしても最後の日記を書く時に記入する程度です。そんな事言われなくても朝はきちんと起きて来るし、夜はぼくが早く寝ちゃうので、みんなちゃんと9時過ぎには寝てるし。
急に「プールに行く!」とか「サッカーやってくる」とか誘ったり誘われたりなので、小学生は「遊び第一」と考えているぼくは中々、「遊ぶ時間とか勉強の時間ぐらいの予定書いといたら」なんて、思い浮かびもしないのであります。
「1日のやらないといけないことを書く!」
ホワイトボードに予定表を書くむすこ
そんなむすこ。
「おとうちゃん、1日にやらないといけないことを書くよ!」といきなり言ってきました。
「どうしたの?一体」
「ここ(ホワイトボード)に書いていい?」
「いいよ」
すっかり、むすめのお絵描きボードになっているホワイトボードを邪魔なところを消してあげました。
「えらいね、好きなように書きな、やりたいことでも、やれることでもなんでもいいんじゃない?」と言うと
スラスラ書き始めました。
しかも、嫌いな罫線まで書いています。
この書いたものを見て、普通のご家庭であれば、「おい!お風呂の漢字逆だ!おふとんをひくじゃなくて「敷く」だ!おはったらってなんだ!「終わったら」だろ!習った漢字はちゃんと使え!!しっかり書け!!!」と怒鳴られるところでしょう(実は、ぼくが小学生時代の時なんかそんな感じだった)。
そんなこと言ったら、もう2度と予定を手書きで書くもんか!とひねくれるに決まってます。
この書きにくさ極まりないホワイトボード(少し高さも高いところにあります。)に間違いながらも、ちょっと前まで文字を書くこともうまく出来ず、間違いばかりで恥ずかしいと思っていたむすこが、自分の主張をここに書いたことにぼくはむすこの成長を感じ、目頭が熱くなる思いがあるのでありました。
ディスレクシアとしての改善と成長
この予定を見て、意外に時系列に物事を考えていて、さすがに見通しや物事を俯瞰してみることが得意な子だなと感じました。(ここのところがむすめはまるでダメです。)
予定と言うより、時系列に並べた「todoリスト」です。
体内時計にこれを組み込んでいるそんな感じです。
やることを言語化することが出来て、かなり成長を感じました。
また、語彙力と漢字力が未だに雑ですが、だいぶ改善したように感じます。
文章になってるし、意味も通じるのでぼくとしては合格です。
上記のように、話し言葉の発音で覚えたことをそのまま書字にしてしまうものもあります(「ひく」×→「敷く」〇)。
それでも、まだらに使っていますが、漢字も使っています。
書きにくいホワイトボードだったので、書き殴ったのかもしれません。
でも、反対に書いて間違ってはいますが、「風呂」と言う漢字を書いていることにはちょいびっくりしました。
「覚えたの?」と聞くと
「うん、覚えたよ」と言っていました。
むすこの心の中でどこか引っ掛かる文字だったのかもしれません。(呂は中学校で習うらしい)
まとめ
むすこが、1日の予定をホワイトボードに書き込んだ話を記述しました。
ちょい前までは、文章や文字を間違いだらけでうまく書けないのを気にして、書いたものを見られたく無いようなところがありましたが、今やみんなが見ざるを得ないところに堂々と書いてくれるぐらいになりました。
5年生にしては、「おいおい」と思うような間違いがありますが、目に付くところに書いたことにより間違いに気づくこともあり、自分で訂正していくことでしょう。
むすこの仲良しのともだちで、朝6時に起きて勉強をしている子(受験組)がいるそうです。
その子に触発されたのか、毎朝6時台に起きることを誓ったところもあります。
ともだちの影響と言うのはすごいものです。
他人の姿を見ながら、こう言った文章の精度もあがっていくことができればと願うのであります。
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