小5ディスレクシアむすこ。
2学期の終わりぐらいから、急に「道徳人間」的な発言が増えています。
何なのかよくわかりませんが、そのおかげでいつも注意を受けているのが、小2凸凹むすめ。
急に大きな声で話始めると「うるさい!静かにしろ!」。
お風呂から上がっていつまでも服を着ないでいると「はやく服を着ろ!」
動画や音楽を聴きながら漢字の宿題をやっていると「そんなの聴きながらじゃなくて、早くやれ」
彼女は彼女なりに、ふざけているようで自分と折り合いをつけながら賢明にやっているので、可哀そうな時もあります。
おとなの自覚みたいなものが出てきたのかな?
「ぼくの言ってること間違ってないよね」なんて事も言ってきます。
はい、間違いは一切ありません。
ぼくも妻もそれほどきちんとしているわけではないのでお小言を頂戴することもあります。
まぁ、自分に自信が少しついて来た結果なら良いと思いますがねー
むすこの基準と戦略
あー見えてむすこは、結構自分の基準や目標を掲げる人間です。
いつも「今度のテストは90点以上目指す」と点数目標を言ってきたり。
「持久走大会で5位以内になる!」とか、「リフティング10月までに100回目指す」とかまぁ普通に言ってきます。
これって、小学校入ってからの事ではなくて、保育園時代もそうでした。
「おれ、駆けっこで1等になる!」「お箸検定1番になる!」「とび箱5段飛ぶ!」等々
そうやって宣言するのが好きな子です。
そんなむすこですので、ディスレクシアと文字が読みづらい理解出来ずらいことが判明し、学校のテストに対する目標が付けづらいことには、相当ショックを受けていたに違いなかったと思います。
その判明から2年経ち今は、テストの問題文を読みづらいなりの点数の見通しが出来ているみたいで、出来る人よりは低くても、普通の点数であれば満足しているようです。
テスト問題を細かく見る事に時間がかかっても、大きく全体像を見る事は得意なのでテスト要旨を瞬時に、どの問題が出来そうか?どこから手を付けた方が良いかと言う要領も得て来たようです。
ちょっと前まで、真面目さ故に馬鹿正直に1番から順番にやらないと行けなかったと思っていたようですが、それが無くなって取り組める問題を見分けられて、わずかですが点数の積み上げにつながっています。
ここから、テストでも上を目指せるかどうか?
文字が読めないなりに、何か自分なりに工夫を考えているみたいです。
そんなむすこの戦略がどう功を奏すか?それtも無駄になるか?静観をしています。
おとなになって集中力がついてきたかな?
宿題なんかも、最近は自分から取り組んでいます。
「宿題した?」と聞く前に「もう、漢字終わった、あと計算だけ」と言ってきます。
そして、お風呂から上がってから「計算ドリル」をやっています。
「計算ドリル」は答えを見せてやらせています。
何にもならないと言われるかもしれませんが、ぼくは「式と答えを真似しな」と言っています。
自分では最初の1問か2問の簡単な問題は答えを見ないで学校でやったことを思い出しながら自分の力でやって。。。。と言っています。
それで良いと思います。ぼくもむすこを信用しています。
ドリルは数字が細かくて見づらくて、1ページ20問も計算問題がある場合もあるので、イライラの元になります。それに数字を読む練習にしかなっていないので、わかっていても忘れていてもやり方を答えから真似をする方法を取りました。
意外にその方法はうまく行っていて、テストの計算問題も桁違いをしなければ合うものが増えてきました。
むすこが宿題をしている隣でぼくがゴチャゴチャ言うより、集中して「この問題はこうやるんだ」とやっていった方が良い方向に行くように思えてきました。
それと、「おとうちゃん、宿題やるからここ座ってて、一緒にやろう」と隣席を指して言う事も無くなってきました。
おとなに近づいて集中力が付いてきたようにも感じます。
ディスレクシアの計算問題の視点の位置というものなんかぼくにはわかりません。
むすこ独自の視点を会得してもらえれば良いと思います。
まとめ
5年生の3学期になって、ちょっと変わってきたむすこの様子を記述してみました。
自分の思う基準や道徳を人に押し付けるのはうざいし、小さいむすめにはまだまだ迷惑な話です。
笑って見ていれば良いのか?
それとも「あんまりきつい事言うなよ」と進言するか?
まだまだ子育ては続きます。
コメント