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小5むすこ。Youtubeで卓球の動画を見てると思ったら、週1のクラブ活動で卓球クラブに入っているらしい。
今は、すぐにそうやって動画で自分の興味あるものをすぐにみられていてうらやましいです。
しかも、一流選手のプレイをです。
「次のクラブの時は、ああやって強くボール(球)を打ってみよう。」
スマッシュのことかと思います。
そもそも、卓球台が背が低いむすこに合っているかも興味深いところです。
動画を見て、それをぼくの部屋に来てスマッシュの真似をしています。
オリンピックが行われると言う事ですので、むすこには多大な影響があると思います。
急に、なんか違うスポーツに興味を持つ可能性大です。
何を言い出すか、むすこの言動が楽しみです。
体積。たて×よこ×高さ なんで?
納得がいかないのであります。
このプリントむすこの宿題です。
「おわった!」と言うのでいちお、ぼくが見てあげました。
体積のかけ算式が習ったであろう「たて×よこ×高さ」になっていないけど、
計算は合っているので、そんなことはどうでもいいと思ったので、
「よくできたなー、エライ!」と言っておきました。
(答えの単位を忘れていましたが。)
そして戻ってきたのがこれ。
式が「たて×よこ×高さ」が「三角」でした。
むすこにいちお聞いて見ました「なんで式が、三角なの?」
「たて×よこ×高さの順番が違うからだよ」
「だって、この箱が倒れれば たて×よこ×高さ になるじゃん。あんたあってるよ」
ぼくは、納得いきません。先生に「合理的理由を言え」と言いたい。
全然わからない。たかが体積の問題ごときでです。
しかし、そんな大真面目な屁理屈言っても仕方ない。
多分、むすこはこの図形を見ても「たて×よこ×高さ」の判別が難しいのだと思います。
むすこにことばで「これが「たて」でこれが「よこ」で、、、、」と教えても、視覚的に余計にごちゃごちゃになります。
救いとしては、体積の求め方は分かってくれているので、問題になっているのは順番だけ。
「じゃあ、だったらきちんと「たて×よこ×高さ」でやってやろうぜ」
こんなつまらない事で、教育者側に屈するのは悔しいですが、こんなつまらんこと小学生の時だけだとむすこに言いこんな覚え方を提案しました。
「じゃあ、こんどはこうやってやれ、右から「たて×よこ×高さ」だ! つぎからこうやって先生をおどろかせてやれ!」
むすこみたいな子には、こう言いながら指でなぞりながら具体的に一度見せてやらないと混乱は治りません。
ことばだけで図形を教えるのは無理があります。
これでむすこに教えるとようやく見えてきたようで「おとうちゃんすげー」
さて、次回の授業ではどうなるでしょうか? 次また間違えたらもう一回です。
しかし、体積ごときの問題で式の順番を教えた通りに書かないと減点する意味があるのでしょうか?
杓子定規も甚だしいと思うのはぼくだけでしょうか?
意味無いと思います。算数なんですから。
楽しくないよ。こんなの。
ぼくが、おとなになって混乱したこと
ぼくの経験で恐縮ですが、体積の「たて×よこ×高さ」と言う公式にもならない呪文は、おとなになっても囚われてしまうことになったことがあります。
家具や電化製品等は「W(幅)×D(奥行)×H(高さ)」でほとんどがサイズ表記されています。
体積の問題では無いのですが、小学校でならった呪文である「たて×よこ×高さ」があたまから離れなくてこの表記が今でも慣れません。
ぼくは、家具屋さんではありませんが、昔ある商品の開発の一環で電気製品のサイズについて話をする時にこの「W(幅)×D(奥行)×H(高さ)」に慣れなくて最初は苦労しました。
どうしても、体積の時の式に囚われてしまうのです。
そんなに教えた通りに式を書かせたければサイズ表記と一緒にしたら?
ぼくは、昭和40年代の小学生なので先生と親の言う事は絶対でしたので、おとながどんなに理不尽なことを言っても、間違っている事を知っていても、「後ろで舌」を出しながらも守っていました。
ですが、上記の通りに社会人になってこんな事で混乱することになりました。
たまに、勘違いすることもありました。
だったら、そんなに教えた通りに書いて欲しければ、一般的なサイズ表記と同じ順番にするのはどうでしょうかね?
そうすることによって、「よこ=幅(width)」「たて=奥行(depth)」「高さ=高さ(height)」と言う概念も早くから身に付くのではないでしょうか?
「たて×よこ×高さ」って誰が言い出したんでしょうね?
そもそも、「たて」とか「よこ」とか言う言い方もおかしい。
どっちからどう見たって「たて」だし、「よこ」じゃねーのかな?
算数のくせに抽象的な考え方です。
語呂がいいだけのような気がします。
まとめ
体積を求める呪文である「たて×よこ×高さ」の杓子定規的な順番に納得がいかないお話しでした。
むすこも、おとなになって絶対、サイズ表記が目の前に出てきた時に、体積の求め方とごっちゃになると思います。
だから、ぼくは、体積は答えが求められれば良いと言う考えをもっているのです。
むすこがそれで社会に出て重大な勘違いをした場合、どう落とし前をつけてくれるんでしょうかね?
例えば、むすこが家を建てて、冷蔵庫置くスペースを空けておいたら幅と奥行き勘違いして、せっかく買った冷蔵庫が置けなかったと言う事もありうると思います。
長年続いた体積を求める呪文だとは言え、ここできっちり再考した方が良いと思います。
と思っているのはぼくだけでしょうか?
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