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むすこのPVT-R検査結果に基づき、月に2回、学習障害に関する個別指導を受けています。
月に2回と言うのは、先生がそれぐらいだと丁度いいかもというのと、続けると改善の方向に行くことが多いとのことでしたので、その言葉を信じて通い続けることとしました。
うちから1時間ぐらいかかり、ちょっと遠いし、むすこが地図に弱いと言う事もありますし、終了後は先生から講評をいただくので、付き添いは欠かさずしようかなと思っています。
もう少し大きくなって「一人でいくよ」と言い出したらわかりませんが。
その第5回目です。
音韻認識の強化
むすこの弱点として、「音韻認識」があるそうです。
「音韻認識」の概念は難しくて、ぼくもよく分からなかったのですが、うちのむすこの場合は以下の通り。
このような調子なので、いざ文字を頭の中から出そうとしても取り出せないとの見立てです。
音韻認識の強化で使用している教材
音韻認識の強化に使用している教材は上記の画像のものを使っています。
内容的には、宿題にもらっていって、次の受講までにやっておくように準備します。
絵がたくさん描いてあって「さ」がつくことばに〇をつけましょうというクイズですが、いちお絵に全部文字を書いて、〇をつけさせるようにさせています。
通常ですととっても簡単です。うちの1年生のむすめならおそらく去年やっても全問正解するでしょう。
簡単なのでむすこでも大体合うのですが、2問ぐらい間違えます。
しかも正解を書けたとしても、ひらがなとカタカナが混じっていたり、自信の無い文字はあやふやな字で書いたりしています。
たぶん、全てにおいて書き取りイメージと字がむすびついていないんでしょうね、それで自信がないのだと思います。
この教材はAmazonでも購入可能です。
家で購入してやったとしても、まじめに向き合いそうにありませんので、個別指導にお任せです。
他の指導方法
聴覚記憶ゲーム
これは、普通にできるものです。
先生が言った言葉を記憶して答えるだけです。
良くできているとの評価です。
ワーキングメモリの検査と言ったところでしょうか。
この検査、遊びに関するものはほぼ大丈夫ですが、勉強に関する話題になるとワーキングメモリが閉ざされてしまう時もあります。
ぼくは、その辺はよくわからないのですが、おいおい解明されてくると思います。
良く分からないことは先生にお任せです。
まとめ
上記、「おとのある・ないクイズ」をやっていても、音韻以外の問題で、一般的に知られているものを答えられなかったりすることがあります。
例えば、「はくさい」と言う言葉が全く出てこなかったりすることがありました。
これは、音韻云々が問題でなく、「はくさい」と言う言葉自体を知らなかったようです。
(字を読むのが困難なので)本を開くことをしない、テレビも興味が無いものが多いので見ない等、教養を取り入れる方法が偏ってしまっていることから来ているように思いました。
Youtubeやゲームでは自分の興味のあるものしか触れません。
むすめの場合は違って、図鑑、本、保育園・学校で仕入れてきたことをベースにしてYoutubeを見たりやマイクラをやったり、絵を描いたりしています。
薄っぺらと感じるYoutubeチャンネルは切り捨てて気に入ったものは徹底的に見ています。間違ったことを言ってるYoutuberには厳しい視線を送っています。
うちは、極端な兄妹ですので、違いが分かりやすいです。
このようにむすこの場合、元々字を読むのが苦手ですので、偏った知識の仕入れしかできなかったのだと思います。
一般的に知られている言葉がわからないことは、親の責任だと思います。もっと言葉遊び的に話かけ、これは知っているだろうと思う一般常識もバカにしないで、ことばが想起できるような質問や、声掛けで改善につなげていければと思うところです。
追記
追記:2020年9月26日
一般的なことばの他に、擬音等でもうまく記載することができないこともありました。
例えば犬の鳴き声。口では「わんわん」と言えてたのですが、「書いてごらん」と言うと何を書いて良いか分からない様子。
分からないと言うか、どれで書いたらいいか迷うような様子でした。
最終的には、「ワンワン」と書いていましたが、むすこには難しい様子でした。
犬の鳴き声なんて世界共通じゃないですし、迷うのもわかるような気がします。
むすこには本当はどんな風なイメージになっているのか具体的に知りたいものです。
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