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ディスレクシアむすこの漢字と効率よく学習する方法

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何を覚えるにしても、王道というものは無くてその人それぞれのものがあることをむすこを見ていると、しみじみと感じられます。

ディスレクシアの子に物事をおぼえさせる前にまず、「ぼくはどうせだめなんだー」と言う自己肯定感の欠如を取り除く。
それを、取り除くだけでも結構な労力ですが、その後に字や計算方法を覚えさせると言うかその方法を見つけ出すのも大変なことであります。
徒労に終わった事も数知れず。数知れず。

昭和なお父さんだと「なんでそんなこともわからない!!(怒)書いて覚えろ!」(実話です)となるところですが、障害とわかればそんな事を考える余裕もありません。

そんなところで、今回は「漢字」を覚える事。
これってひょっとしていいかもと言うか、奇跡が起こっているのでご紹介いたします。

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漢字(覚えること)でやってること

うちの子は、幸いなことに体を動かすことが大好きです。運動を毎日しないと死んでしまう程、常に何かしら動いてます。

マンションの上から、公園を見ると、友達とリレーまでしています。
走るのが得意でない友達にとっては大迷惑かと思いますが。。。。

声に出しながら覚える

LDなので、残念ながら何度も書いて覚えることは無理です。字を何度も書かせると運動とは逆に死んでしまいそうになります。

それでもって効率よくと言うか横着なのでしょうか、本人は書くことを1回で覚えようとしています。

それを声に出しながら書きながら覚える技を編み出していました。

1年生の頃からそうでした。いつも漢字ドリルの宿題が出るとブツブツ唱えながら宿題をしていました。こっちはそうとも全く気付かずです。もちろん、ディスレクシアにもです。

彼なりに、がんばっていたのですね。

でも、1年生の時の簡単な漢字ではうまくいったようですが、3年生になって漢字の部品が多くなってきて、つまずいてきました。

漢字テストも2割ぐらいしか点数が取れなくなってきて、本当にむすこは自信をなくしてきました。

そこでみつけたのが「ミチムラ式漢字カード」です。

声に出せば覚えられやすいなら、部品毎に声に出せるヒントがあればと、妻がいろいろ探して通販で買ってくれたものです。

このカードと学校の教材である漢字ドリルを組み合わせて、つぶやきながら2、3回漢字の練習をさせています。ここまでは結構いい調子で進んでいましたが、、、、

朝になると、メモリー不足かちょっとおぼつかない感じです。
あと一息と思っていました。

学校用漢字ドリルとミチムラ式漢字カード
くりかえし漢字ドリル | 小学校の学習教材 | 明治図書の学習教材
ミチムラ式漢字カード|オンラインショップ
ミチムラ式漢字学習法の「漢字カード」を販売するオンラインショップ|漢字ドリルのように何度も書くより、早く正確に覚えられるので、効率的に楽しく漢字学習に取り組めます。とくに書いて覚えるのが苦手な特性(発達障害、読み書き障害など)なお子様には、...

手段を選んではいられない(尻文字編)

体を動かすの好きなむすこですので、じゃあ!と妻が言って何をさせるのかと思っていたら、漢字の「尻文字」をやっています。

おいおい、画数も多いんだから大丈夫か?と思ったら、意外にむすこも乗り気。

はたからみるとただお尻を動かして踊っているだけのように見えるのですが、これが良い感じのようです。

その後、またブツブツいいながら、2,3個づつ漢字の練習をしていました。

よくよく考えてみると、サッカーの試合やってても、グランド上から見てるようなイメージが見えるとも言ってますし。横でチャージしてくる人もわかるよ。とかフォートナイトでもなんでそこに敵がいるのが分かる?とか不思議なものを感じながら遊んでいますので、尻文字であっても自分のお尻で書いていることをはたから見れるイメージがつかめているかもしれません。

その、尻文字のご記載があって取り入れてみたブログはこちらです。
ありがとうございます。

ディスレクシアの子にカタカナをどう教えるか?

毎朝テストの結果

妻から、むすこへの手紙の中の小漢字テスト

うちでは、毎朝妻がむすこへ手紙を書いてくれています。

それはとても大変な事なのですが。。。。

その手紙の最後が、昨日練習した漢字の小テストをする場にいつの間にかなっていました!

最初は、中々書かなかったむすこですが(忘れてるから)、尻文字をやった翌日はスラスラと書いてくれています!

本人も書けている事に気を良くしているのか、「ぼくね、漢字得意になったかも」だって。

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まとめ

これから先、この漢字を覚えていられるかが課題ですが、

この教科書準拠のドリル一周した後にやり直すのもいいかもしれませんね。

やっぱりこの子には体を使って半ばふざけて覚えるのがいいかもしれません。

くれぐれも何度も書かせるような事がないように。

これに飽きたら他の方法も考えてみよう。

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追記

追記:2020年8月7日

尻文字から、指文字に変更しました。指文字は担任の先生からのアドバイスです。

また、学校での漢字プリントテストをやってもらってます。80点以上取らないと再テストです。6月最初の頃は、20点、30点が当たり前でしたが、夏休み直前の最後のテストで再テスト無しのところまできました。

先生の教え方が良いのだろうと思いますが、本人の努力が大きいです。

継続するかわかりませんが、へんとつくりもだいぶ覚えてくれました。

でも、都道府県名がなあ。。。。近いところと縁のあるところをすこしずつです。

追記:2020年10月24日

「おとうちゃん!今日の漢字テスト100点取れた!!まだ戻ってきてないけど」と言うむすこ。

まだ戻ってないけどと言うのが、眉に唾を付けたような話ですが、それよりも自信をもって取り組めたようで、それだけでもうれしいです。

こんな状態なので、ぼくが点数にこだわったことは無いのですが、バトル好きなむすこの中では点数が点数と言うより「レベル」のようなものと考えているような気がします。

さあ、本当はどうか?結果にショックを受けるようなことがなければいいなぁ。

追記:2020年10月29日

この記事を記述した頃からはじめた、「妻特製の漢字プリント」ですが、むすこから「卒業する!」と言うことにしたそうです。

「ほほうどうして?」と聞くと、学校で出る漢字ドリルの宿題(反復だけど)ができるようになったからだそうです。

ドリルの反復なんかむすこには意味が無いのですが、同じ漢字を何度も書けるようになったなんて、信じられません!!

半年前まで、泣きそうになりながら、課題をやっていたのに本当にすごいです。

その反復練習をする代わりに始めたのがですが、「妻特製の漢字プリント」です。

この半年で一番改善があったのは「漢字」かな?

でも、まだ読むのが苦手なので、国語は嫌いだそうです。とほほです。

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