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このマンガを読むと、息子と重なります。
宇野くんではなく、ヤンキーの小林くんの方です。
テストの点数を上げようと頑張るのですが、うまくいきません。
でも、やる気はあるし、友だちや周囲の人にも助けられて何とか頑張っています。
何かしらの原因や特性のせいで、それでもうまくいかない。(お勉強ができる人も、それなりに悩みはあることでしょう。)
同じ立場でない方も、このマンガを読むと勉強というのは、物凄く酷なものだと感じるはずです。
特に、この2巻の最後のシーンが、うちの息子そっくりそのままだと感じました。
テストを返されて、知っているのにちょっと漢字を間違えて丸になっていない。
自分の息子そのままの様子を見ているようで、親として切なく、居たたまれない思いになりました。
幸いなことに小林くんは、部活の先生、友だち、バイト先の先輩に支えられています。
うちの息子の場合も、担任の先生、友だち、クラブチームのコーチそれぞれに支えられて、恵まれた環境で暮らしています。
でも、その恵まれた環境を作ろうと思って作れるものではないと思います。
「君は、テストの点数を上げたいのかい?それとも成績を上げたいのかい?」と聞くと、
「成績を上げたい!」と答えます。
それなら、やることは決まってくるでしょう。
学校の決まりは私には分かりません。
でも、決められたことはきちんとやる、そんなことは気を配っているようです。
提出物を出していない子は、学校の廊下にクラス・番号・名前が張り出されているのを見かけます。
そこに、息子の名前が貼り出されることはありません。
テストの答案で惜しいミスを挽回できるのは、そのような一つ一つのことだと思います。
テストの点数の比重は重いものですが、彼なりに挽回する方法を知って努力するのは、これからの人生でとても大事なことだと思います。
先日、ある女子のお母さんから、うちの息子が教室で、いつも担任の先生と丁々発止と会話をやり合う姿があると聞きました。
それを見ていて面白いと言っているそうです。
ビジュアルイメージシンカーのうちの息子が、丁々発止の会話ができているというのは驚きです。
学校の先生も気を遣って話をさせてくださっているのだと思います。
これからも素直な気持ちを忘れずに、平常心でいられるように息子を見守って、自分の目標に向かっていけるように応援したいと思います。
でもね、中二病だから注意するところは注意するよ。それは当然。
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