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むすこの中学校のスクールカウンセラー(以下、SC先生)と面談をしてきました。
面談室に入ると、この部屋に馴染みの生徒の画や落書きがたくさん描かれています。
冒頭ではついつい、図工大好きの小4のむすめを持ち出してしまいました。。。
検査結果の報告と先生の説明
内容は「視認知検査」と「WISC-Ⅳ」検査報告と先生の説明。
SC先生によると、検査結果については概ね良好とのこと。
内心『どこが!?』と思ってしまいましたが、それは検査結果だけを見つめるとそうなんでしょう。
しかしSC先生、他校と掛け持ちなので週一回しか来れないのにさすがです。
むすこの事を気づかれないようにシレッと様子を細かく見にいってくれたり、他の先生からもヒアリングをしてくれて、授業中、休み時間、実技、支援の時間をきちんとチェックしてくれていました。
そんな、むすこを総合的に見ると「良好」と言う事なんだろうと言う事のようでした。
人間性、つまり人としての本性を判断するのは「偏った方向で見つめるのはダメだよ、しかもましてやあなたのむすこさんでしょ。」なんて言われたような気がして面談室で頭の中で反省をするのでありました。
時代遅れの親の頭の中は常にアップデートが必要
ぼくのイメージの「学校」と言う場所特に「中学校」と言う所は、小学生時代に比べて、先生方が急に勉強や生活態度全般に口うるさくなって厳しく、時には体罰はあたり前でした。
勉強だって、運動だって、得意不得意関係無くみんな同じことをしないと許されない場所であって、それに優劣をつけて、次に行けるところへ追い出すようなイメージが強かったところがあります。
進学する学校(偏差値の高いところや名門と言われるところ)や進学率を他校と競っているような事も聞いたこともあります。
そう考えると今の「学校」って言うのはなんだろな?
こう言う、勉強苦手、人間関係等に悩んだ時の為に、専門の心理士先生がいて、支援もしてくれて、出来る事での活躍の場を考えて与えてくれる。
しかも、生徒には「成績を伸ばす」場ではなく、「成長をする」場だと言い切ってもいる。
ぼくが中学校を卒業したのは40年以上前だ。あの頃とは全く違う。
自分のこれまでの価値観は捨てて、ぼくの頭の中もアップデートしないといけないと改めて感じるのであります。
共感した部分
この面談でSC先生が助言してくれて共感したことを下記に記述します。
- 本人の意志は第一
- (できない事の)代替で自分でスキルを獲得しよう(合理的配慮に通じる)
- 得意な部分を伸ばしつつ、過剰な負担を避けよう
- 不得意な事は中々ついてこない、得意なことはついてくる
- 好きな事を思い切りやってもらおう
- 人との関わりも大事だが、これからは何がどこまでできるか?自分マターでも考えよう
ほぼ、ぼくがむすこと向き合って考えていることと同じでありました。よかった。
次は、支援の先生と具体的な方法(合理的配慮)を考えていく予定が入っています。
その合理的配慮も「本人の意志が第一」である。
「やだ」と言われたら無理強いはできない。
さらに、成長と共にやり方が変わってくる。
いつも正解が同じと言う事ではないのだ。
ぼくも本人もアップデートしながら、生きやすい中学校生活を考えていこう。
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