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中1むすこの中学校は、「個表」(成績表)と呼ばれるものがあります。
その個表と言うのは定期テスト毎に個人の成績(点数)や正規分布が全教科、教科毎のグラフが表示されている書類です。
順位や高得点者等は載せられてはいません。
取り扱いのルールとしては、この個表が各自配られたら、親の署名または捺印して、担任にフィードバックする方式です。
成績を貼り出されていた昭和時代を生きた人間としては全く違いますね。
なんだ?これ?
さて、その個表。
お兄さんお姉さんはこの個表の存在は、ご存知なのですが、うちのように第一子の家庭は先生からの通知もありませんでしたので、知りません。
特にうちは、とにかく今学期は親子ともども様子見でしたので、テストの結果すら「あえて」聞く事もみることもありませんでした。
期末テストが終わって、「とにかく様子を知りたいからし、点数の事は何にも言わないから、恥ずかしがらずに全部解答用紙と問題用紙を持ってきて!」と伝え、見せることを伝えました。
そうしたら後日、持って帰ってきた衝撃の点数と共にテストの山の中にシレッとその「個表」が埋もれていたわけです。
テストの点数の話は、前に記述しましたのでここでは書きません。
その個表を見て見ました。
「ほうほう、ボリュームゾーンとしてはこんな感じか~」
そして、親のサイン欄を見つけました。
その欄には、中間テストのところには、むすこが自分で書いた自身の名字が書かれていました。
誰がどう見ても、むすこ本人が自署したと分かるサインが堂々と書かれていて、怒るどころか大笑いしてしまいました。
「なに?この個表って?親が見てサインかはんこ押して提出するの?これ自分で書いたらいけないんじゃない?」
「うん、そう。でもね、みんな自分で書いて提出してた。」
「そうか~、それじゃ不正になっちゃうよね。これからはその欄にはおとうちゃんかおかあちゃんが記入するから、もらったら持って来てね。点数はこれから頑張れば良いし。とにかく今は現状どんな様子か知りたいの、知らなければ、対策も出来ないでしょ。今回はおとうちゃんがサインしとくね。」
「うん、これからはちゃんと持ってくる!ありがとうー!」
「よしよし」
まだまだ精神年齢が小5程度の子なので、こういう道徳的なことはよく聞いてくれます。
他のおかあさんたちも
そして、他のおかあさんたちもこの「個表」については大騒ぎ。
「そんなの見たこと無い!」
「はじめて知った!」
「後から出てきて散々だったから塾に行かす!」
「全部サインを自分でしていた!」等々、、、他人事では無いですが笑ってしまいました。
たぶん、男子ほとんど??
みんな「個表」については、それほど意識が無くて「いいじゃん、いいじゃん、自分でサインして戻せば」とそんな感じの雰囲気だったのでしょう。
そんな雰囲気だからむすこも「おれもそーしよー♪」となっちゃったんだと思います。
これを機会に、家族と話し合う機会が増えて、他人事ではなく自分の事でもあると言う意識が大きくなっていけばいいなーと思います。
ぼくとしては、現状を知らないと、先生方との話し合いも噛み合わないし、分析や依頼したいこともわからない。
次回からテストの「問題用紙」、「解答用紙」、あとこの「個表」をもってきてね。
お願いね。
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