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【宿題】むすめ、やりたくない、がんばる、でもやりたくない。

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毎日が自由研究

小4むすめ。

小3の時にせっかく出来た数少ない仲良しのおともだちとも別クラスになって可哀そうな様子です。

担任の先生やそのおともだちとは精神的な支えとなってもらっていたので辛い日々を過ごしていることだと思います。

それでも、気持ちの平穏に保って学校には通えています。

毎日学校から真っすぐ帰って来ます。そして、まずは自由研究に取り掛かります。

主に、画、工作、お菓子作りです。

前もって「おとうちゃん、〇〇買ってきておいて」と材料の指定されることも度々あります。

iPadを渡してからは果てしない創作の世界に入り込んでいます。

過去(一昨年末)にお医者殿も目を剝くほどのWISC検査の凹凸の差(最高と最低で50以上)が出ていましたが、医師からのADHDの診断は付きませんでした。

一見、多動性は皆無な為に、普通におとなしく出来るからなのだとも思います。

多動性もなく、危害がなければ声を上げる事も無いから、他人に迷惑をかけることがないからと言う判断なのだと聞きました。

周りとの折り合いで診断を付けるなんて非常に日本的だなと感じます。そんなもんでしょう。

学校でも特支教室を希望しましたが、昨年度の先生が「わたしが見ます」とおっしゃってくれたので取り下げになりました。

それはそれでありがたいことを言ってくれました。

でも、むすめの頭の中は常にフル回転です。

甘いものをよく欲するのはその為でしょう。

外面的にはなくても、要は頭の中の多動性は間違いなくあると考えています。

帰宅してから、自分の世界を広げて入り込んでいくむすめ。

そんな、世界をじっくりやっていきたいのに、邪魔な気もそぞろになってしまうものがあります。

それは「宿題」です。

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はっきり言って、むすめには宿題は要らない。

単純作業大嫌い

漢字ドリルノート
「学生の街」ってなに?と聞いて来たむすめでした。先生も気を遣っていただいて花丸をもらってきます。

小4ともなれば、宿題の量は凄まじく多いです。

むすこの時もそうだったっけ?と思うぐらいですが、むすこの時は散々配慮もらっていたので自分で出来る範囲に収めていたからだと思います。

もう覚えている漢字を3回書けとか、計算ドリルを反復させるなんて正直むすめの勉強方法とはかけ離れていることが多すぎです。

そんな単純作業が大嫌いなむすめ。

「もう覚えているのに何でこんなの2ページも漢字を書かなきゃいけないんだ!!」と毎日怒っています。

わかるよ~、それ本当にわかるよ~

ここだけの話ですが、ぼくの時代も漢字をノートに1ページにビッシリ練習して来いと言う宿題があったことを記憶しています。

今みたいに、誂えてある「漢字ドリルノート」なんてドリル業者から買うものでなく、ジャポニカノートにびっしり書くのです。

バカみたいなので、出された漢字を1個ぐらい書いて行って、先生に怒られたりして通信簿もひどい評価にされたこともありました、でもそれでも何とかなっています。

小学校4年生の時の評価なんて、将来に影響するかって言うと全然大したことないと振り返ると思います。

このように、人それぞれ自分のペースがあるのです。

学習が大事な事はわかっているようです。

親バカで恐縮ですがむすめはぼくなんかより、色んな細かい事を覚えたり、応用知識を理解することが得意です。

その代わり、特性的に「細かい事でカッとなることも」(特に嫌なもの)多いので、余計に「こんなもん家で繰り返しやってどうする?」と考えて、「宿題嫌い」となってしまうのです。

幸いな事に、これから自分の夢を実現するために、学習することは必要な事は忘れてはいません。

本質的な事は承知しているようですので、ぼくは、むすめが宿題でイライラしたり、机の上が凄い事になっていたり、ケアレスミスをやらかしていても、うるさくは言わないようにしています。

自分の特性は、自分でわかっていると強く感じるからです。

毎晩、色々と自由研究が終わった後に、宿題に取り掛かるのが夜9時を過ぎます。

週に一度は泣きながらやっていることもあります。

9時ぐらいになると、ぼくは眠くなってしまうので、計算問題の丸付けは早朝にやります。

嫌になって途中から白紙になっているむすめの計算ドリルを見ると「よくがんばったね、本当はやらなくていいよ。」と言いたくなるのであります。

計算ドリル
1行やらなかった計算ドリル。これでもがんばったよ。
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まとめ

以前Twitterで「宿題撲滅委員会」なんてつぶいてしまいましたが、こんな思いがあったので思わずつぶやいてしまいました。

こんな事を毎日毎日繰り返していたら、本当に勉強が嫌いになってしまわないか心配になるのです。

ですので、むすめには「やれなかったらやらなくていいよ」と言ってあります。

先生にも「宿題が全部できないこともあるので、見守ってちょーだい」と言ってあります。

細かい事が気になるので、宿題が終わらないと嫌な思いをすると思います。

そこは、自分と学校との折り合いを自分なりに付けて、がんばって欲しいものです。

あ、逆にむすこの場合は、ドリル宿題があってよかったなと思いました。

彼は勉強が不得意な事を気にして、宿題だけはがんばりました。

でも、それは自分のやるべきことを思い描き始めた5年生以降のお話しです。

4年生は自我が芽生える入口のところ。今が耐えどころです。

親として、その自我を摘んでしまうことがないように、見守って一時の評価や点数なんかに囚われないようにしようと思います。

だって、あんたは算数だけは満点ばかりなんだから。

宿題が適当だから、評価は普通にされちゃうけどね。

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