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小6ディスレクシアなむすこ。
テーブルの上に学校からの手紙と返って来たテストが一緒に無造作に置いてありました。
「おー、テストじゃん、これ最後?」
「うん、最後だよ。」
「見てもいい?見せてね」
「うん」
「英語のテストでしたよく出来てるじゃん。すごいね。」。。。と点数を見ると。
なんと「100点!」
「すげーじゃん、読める字で書いてあるし、小学校最後に100点ってすごいね。がんばったね。」
「おー」
聞くと、英語を聞いて答える問題が主な問題のようです。
「英語、得意なんだ。」
「得意って言うか、好きだね。」
「へー、何が好き?」
「聞くこと、それと、話すこと。書くことも少しおもしろいね。あとはね、えーっと、ない!」
「ヒアリングとスピーキングだね。それで良いんじゃない。ことばだもんね。」
在留外国人の方と話す機会が多いのですが、日本語初学者である場合の彼らと同じような感じです。
むすこの場合、日本語はディスレクシア同様に読むことはあまり好きなようでは無いです。
でも、英語の方が、日本語より読むことはマシなように見受けられます。
中学の英語ってどんな感じなのかな?
これから通う中学での英語教育は、ぼくらの頃(40年前)は、とにかくグラマー中心にリーディングとライティングが主でちょっぴりスピーキング。そんな感じでした。
今は、現場の事は分からないのですが、資料を見ると「コミュニケーションを図る資質・能力を次のとおり育成することを目指す。」とあります。(下記リンク 2章以降参照)
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387018_010.pdf (文部科学省【外国語編】中学校学習指導要領(平成29年告示)解説)
それを受けて小学校でもその導入部分として、ことば習得の楽しさをおしえてくれたと大変感謝しております。
ここまでの習得方法はむすこみたいな子には合っていたようですが、その反面、性格的に引っ込み思案な子には苦痛になってしまい、英語授業が苦手と言う現象も起こっていると聞いています。
そのような子でも、お勉強は出来るでしょうからグラマー等を活用したものの学習であれば、きっちりマスターできる子もいるはずです。
今の学校の英語教育のトレンドは「コミュニケーション」となっていますが、せっかくの能力を潰さないようにバランスが取れた配慮のある学習をしていただければと考えております。
それか、英語習得能力に合わせたクラスを作るとかね。
とりあえず様子見で、見守って行きます。
さて、むすこの英語学習。
小学生では楽しく学習をさせてもらって「英語好きだね」と暗示をかけさせてもらいました。
教える側の姿勢や気持ちは、すぐにこどもに反映します。
今回はたまたま100点ですが、どうも安定しているようには思われません。
この先どうなるか静かに見守ってやっていきたいと思います。
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