PR

【dyslexia】むすこが英語が好きだと言う理由は?

この記事は約5分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

ぼくの父親が現役の頃コピーを取る事を「ゼロックスしたよ」と言っていました。

それは3年ほど前に亡くなるまで変わらなくて、死ぬ直前にも「その登記簿ね古いからさ、薄紙が破れないように、法務局行く前にコンビニでゼロックスしといて。」なんて言われました。

コンビニは固有名詞使わないのに、コピーだけゼロックスなんてね。

なんだか、笑っちゃいました。

父親が就職し始めた頃なんて会社にはFAX、ましてやコピー機なんて無い。

その頃小学生だったぼくは文集作りにはガリ版印刷。よくて青焼。

その青焼きのイメージあるので、今でもコピーする時もついつい「紙焼」なんて言ってしまう時もあります。

それに比べると「”ゼロックス”しといて。(Could you xerox this for me?)」なんて当時のおやじ等欧米文化に憧れのある世代にしてみればカッコいいことばで気に入って言ってたのかな?なんて思ってしまいます。

ゼロックスの話とは違いますが、固有名詞が動詞になってるなんてのアメリカ英語ではお得意のようでして、この間も会話の途中で「google」と聞こえてきたので、何の話かとおもったら「検索する」と言うことばに「Google」を使っていました。

かえってわかりやすいなと思うのですが、「Google」が検索エンジンの会社だと固定観念一杯だと何がなんだかわからない会話に聞こえてしまいますね。

「I googled the phone number.」

「You should just google it.」

「Google it !」

電子レンジで温めることなんかも。

「Microwave my lunch.(ランチをチンする)」

“チン”となる電子レンジも少なくなってるのにね。

スポンサーリンク

名詞だか?動詞だか?

英語5文型
英語5文型

名詞が動詞になっている例は他にも多くあると思います。

本来の文法のルールでは「ize」や「ate」等の接尾辞をつけて動詞化するんでしょうけど、名詞がそのまんま動詞がするものも「google」等をみれば多くあるもんです。

例えば、
「Please water my plants every day while I’m out.(ぼくが留守の時は、お花に水を毎日やっといて!)」

「We must keep a social distance.」

動詞って言うか動名詞?自動詞?

ぼくが毎日聴いている「ラジオ英会話」で先生が、「(英語は)配置のことば」とおっしゃる。

同先生の下記の記事を読むと「基本5文型」に表現を配置していけば英文の完成するとのことです。

大事な言いたいことを先に言って、説明を言う事も「配置の原理」で英語を習熟するためにはそれが第一歩と言う。なるほど、確かにそうかもしれない。

英語が話せない人がわかってない基本中の基本
私の答えは単純だ。「そもそも話すための教育を受けていない」これまでの教育では、英語は「訳すためのもの」であって「話すためのもの」ではない。「訳す」だけなら、英語に対する深い理解はいらない。極端に言え…
スポンサーリンク

「英語が好きだ」と言う、うちのむすこ。

うちの小6むすこが話をする時には、言いたいことを忘れないためだかなんだかわかりませんが、英語の特徴のように「おとうちゃん痛い!」とまず自分の訴えたいこと(大事なこと)を言います。

それから、「足のもものの裏」「ボールがあたって」「学校の校庭で」とあたかも優先順位を付けて話をしてくれます。

聞いているこっちは、あれこれと後から情報が出て来るのでまどろっこしい。

こんな話し方もします。

「おとうちゃん!ぼくは〇〇に行きたい。なぜなら、、、、、、こうだからね。」

結論から先に話し始めるのが彼の特徴です。(むすめも同じ)

「英語が好きだ」と言っているのは、英語の用法が自分の肌に合っているように感じているように思われます。

逆に結論を先送りして、あれこれひっくり返したり、どこか奥歯になんちゃらが挟まったような話になる日本語は苦手なのかもしれません。

ぼくが、むすこの話が「まどろっこしい」と感じるのは、日本語どっぷりでそんな思考回路でしか物事を考えていないわりには、むすことの会話で先に結論を聞いているのでその他の話は要らないと思ってしまっているのでしょう。

この間「就学相談」では「語彙の積み上げは出来ています。他人の話がよく聞くことができないので、何度も聞き返してきます。話を短く区切って話をしてもらうような配慮が必要」と言われました。

「ことばを知っていても、話をうまく聞くことができない??なんだその矛盾した評価は??」と不思議に思いました。

それは、日本語の結論を後に言う特徴的な言い回しが、一生懸命、話を聞いている間に要らない情報が多すぎてそれを覚える事に疲れてしまって、本当に大事な事が何か?選別して聞き取るまでに分けわからなくなるので、苦手なのかもしれません。

普段お話しをしていても聞き取れないことはありません。

日本語の文型が多種多様なものだから、まじめな彼には本当にその言い方はこの意味であっているのか?という。迷いもあるのかもしれません。

百戦錬磨の日本語使いになれるまで、こちらから指示をする時には、先に明確に結論を伝えて細かい手順を伝えることがむすこにとって分かりやすい伝え方だと考えています。

スポンサーリンク

まとめ

むすこが「英語が好きだ」と言っている事を考えてみました。

うちのこどもたち世代は外国語が身近な生活をしています。

動画やゲーム、スポーツ等海外から入って来るものを違和感なく自ら情報を取ってきています。

学校では、国語の勉強も大幅に読み物は減って、みんなで議論するような授業が増えてきています。

10年前どころか、2年前から全然違うとも先生から聞いています。

そう考えると、もう40年前に小学生だったぼくはむすこたちの思考には通用しないものでしょう。

むすこが迷っているものは何か?

むすこの今困っていることは何か?

それを共有することはもちろんですが、何をどう伝えないのか?

よく話を聞いて、意思の疎通を図っていないといけないと感じます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました