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土日や休みの日はサッカーの試合等や遊びで忙しいので基本ぼくとやっている「触るグリフ」等はお休みにしています。
本人が「やる」と言えば、付き合いますがそれ以外はやりません。
先週の土曜日に近所の「くら寿司」に行きたいと言うので連れていった、よるの帰り道にむすこが「触るグリフ 英語」を唱え始めました。
英単語の音節区切りも自然に身に付いているようで、単語だけ見るととてもきれいに発音しているように聞こえます。
スペルも難しそうなもの程、覚えようとがんばるのか?アルファベットで言えてきています。
ここまでは、よかったなぁと思うのですが、おもしろかったのは”octopus”:「たこ」です。
先日Twitterに書いたことですが、、、、
「おいおい、8本だろ」
「え?そうだっけ?? あ~8本だ!”いか”が10本?」
「そうだよー、よく例え話でも出てくるから、覚えといた方がいいよ。octは”8”ね。でもね、octoberは10月だからね。」
「octoberって何だっけ。。。。あ~あああ、習った習った。なんで8月じゃないの?なんで、なんで?」
「わからん!興味無いから調べたことない、知らない。」
学も教養も無いおとうちゃんは、匙を投げました。
そこで、我が家一博識の妻が登場しました。
「ローマ歴では1月・2月は無くて8番目の月はOctoberにしてたんだよ。」
「はぁ~、何言ってやがるんだ?ローマ帝国の話なんか、お風呂のまんがぐらいしかしらん。」
「その後のユリウス暦で1月始まりの暦が作られて、JuliusCaesarが7月のJulyで、その養子のAugustusの名前から8月のAugustを取ってるんだよ。」
「へー」
誠にへーです。へーとしかことばがでません。
Caesarの7月と、Augustusの8月の事は、どっかで聞いた事あったのですが、2月ズレて今の暦の原型が出来ていたとは知りませんでした。
さすがローマ帝国、さすが博識おばさんです。
むすこの質問だったのですが、むすこは難しい話になってしまったのでもうそこにはいませんでした。
児童書「ワンダー」の話になる
「この本は面白い」と言って長い長い児童書だけど「ワンダー」と言う本を妻に渡しました。
ぼくは、この本は顔に障害がある男の子が20回以上手術に耐え、小5から入学した学校でのいじめに屈しないで、がんばっていると言う、普通の感想しか持ちませんでした。
しかし、妻は違う。
「ねぇねぇ、なんでオーガスト(障害を持っている主人公:小5)、とジュリアン(オーガストが入学するまでは学校で人気者、でもいじめっ子になる。)と言う名前にして対立させたんだろう?」
「なに?そこなの?」
「いいやこれは、ひょっとしてオーガストはローマ帝国のAugustusの事で、ジュリアンはJuliusCaesarの事じゃない?」
「そうなの?」
「しかも、オーガストのおねーちゃんは、Viaでしょ。Oliviaの事だろうけど、AugustusのおねーちゃんのOctaviaの事のことでもあると思うんだよね。」
「アメリカの小説だから、ローマ帝国に例えればわかりやすいって事?日本人だと信長と秀吉に例えるとわかりやすいのと似たようなこと??」
「うん、そうなのかも。脈々としたものってその立場でないと分からないけど、こう言う例えだと分かりやすい。だって、ジュリアンが転校しちゃうけど、それに代わってオーガストががんばって”尊敬されるべき人”になる事だし。でもね、外伝では二人とも分かり合うことも書いてあってよかったよ。」
ぼくは全くそんなローマ帝国の話はほとんど知りません。
大学の文学部を出ていると、本をひとつ読んでもこんな風にいろんな面から考えて調べ上げてしまうのか?
なんか、とてもエライ人が家にいると思ってしまいました。
しかし、むすこが触るグリフ英語の話からこんな話になるとは。。。。
これで妻の精神衛生上良いことがあるなら分からなくても話をよく聞いてあげようと思います。
この本、再来年ぐらいにむすめが読んでくれれば、またおもしろい事を言い出すだろうな。
まとめ
ところで、むすこは”octopus”, “October”の違いを認識できたでしょうか?
いちおまた日を置いて質問してみようと思います。
ぼくとしては、どうもあの英語の「月」は覚えているけど、octoberの10月と言うのは感覚的には気持ち悪かったんですよね。
こてこての日本人だから知らないのは当然なんですが、少しスッキリした感じがしました。
英語の月名の由来はローマ神話から来ているものが多い。
勉強になりましたが、全然理解できませんでした。
わけわかんねーよ
おわります
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