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大騒ぎしていた夏休み

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夏休みが終わりました。

ぼくは、客先との打ち合わせ以外はほとんど家で仕事をしています。

最近では、仕事に必要なものはネットで届けてくれますし、宅急便だって取りに来てくれるし、メール、チャット、オンライン申請等で済ませられるものが多くなりました。ほんと便利な世の中です。

電話すらしなくても良い時代です。

外出は打ち合わせ、日常の買い物、ランニングに行く事するぐらいになりました。

それ以上に、病気の事もあるのでまだまだ無理はしたくないと言うのもあります。

従って、夏休みはこども(小4、中1の2人)がワサワサしている中で仕事をすることになっています。

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小中学生の夏休みのお世話

この夏休みは、むすこも中学生。むすめは小4と大きくなりました。

何をするにも、チョロチョロしている幼少時期とは違います。

「おとうちゃん、腹減ったー」

「おとうちゃん、これ見て見て(書いた画を見せに来る)」等々、

それぐらいでしたら、会社に居て集中している時だって関係無い事で話しかけてくる、上司同僚がいましたので、それぐらいでしたら全然うるさく思ったりはしません。

「はいはい、じゃあ、これ食べな。」

「くまちゃん。かわいく描けたねー」と対応するのであります。

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うるさくて当然と決めていた夏休み

普段、むすこはサッカー活動等に行ってしまっていない事が多いのですが、週に2回程休養日だったり、今年の夏休みの前半は雨が多かったりで家にたまにいることがあります。

そうすると、暇すぎるとむすめに絡んでいきます。

ただ、一緒に遊んでいるだけなら良いのですが、大声をあげたり、奇声をあげたり。

大盛り上がりです。

特に、悪さをしている訳ではないのですが、遊びから喧嘩に発展したりで見ていて面白いです。

しかしながら、突然の奇声を聞くとびっくりして動悸がすることもあるので、ぼくとしては知らずににストレスゲージが上がっていると思います。

それでも、下らん戯れに過ぎないので、おとうちゃんはうるさくしていても何も言わず、自然に嵐が過ぎ去るのを見ていました。

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うるさくしていてもいいじゃないか。

ぼくがこどもの頃は、妹とふざけて喧嘩したり大声出したりすると、親から直ぐに怒鳴られたりしていました。

親になった今、自分の経験を振り返ると、ただ単にうるさいというだけで怒鳴ったり怒ったりするのはどうなんだろう?と疑問を持っています。

それに、実父からは「耳に響くからうるさくするな!」と今ままで聞いたことも無い体調の事を言い出したこともあります。。。。まるで泣き言でダセー

近所迷惑とかそんなことも言われたこともあります。決まり文句ですね。

隣に住んでたDVむすこさんが、おかあさんに向かって怒鳴りつけていた声の方がよっぽどうるさかったですけどね(笑)

それは、こどもを抑圧して、変に飼いならすことを自然に「怒鳴る」「怒る」ことでやっていたんだなと振り返ると思っています。

ぼくが幼少の頃から40年以上かけて、じわじわとこどもを抑圧する世界が世の中全体にこう言うところから「常識」として出来上がってきたように感じます。

別に、こどもがうるさくしたっていいじゃないですか。

うちはマンションだから、むすこが部屋でリフティング練習を始めてボールを床に突いたりしてしまうことも迷惑が掛かると心配だと思ったこともありますが、文句言われたら菓子折り一つでも持って行って「申し訳ございません」と謝りに行けば良いだけだとも思っています。

それが、口喧嘩程度でうるさくしたって、別にこどもなんて10時前には寝てしまいますしね。

そのようなことが「常識」として拡がっているので、「なんで大きな声を出すの?」と(公共の場ではまずいからそれは注意する必要あり。)家や学校でおとなに言われたり、「静かにしろよ!」と、ともだちや仲間にと注意を受けることによって、こどもが日常生活で大声を出す状況があまりなくなって感情を表に出す機会を抑圧しているように感じます。

みんなと一緒になってワイワイやることが、それ以前の世代より減っているのかな?とも思うのです。

そんなことを背景に、授業中に自ら発言できなかったり、サッカーでも声出して指示をしあう事が子供の頃は中々できなくなっているのだなぁと感じるのであります。

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発言することや、声を出す事の訓練

声を無理やり出せることが積極性の現れではなくて、統率することを目的として声を出すことを抑圧しているのがおとなであると言う事を忘れてはいけないと思うのです。

そんな中でも、ひとつの集団やクラスがあったとすると、自然体で積極的に手をあげられるのが2人ぐらいいると思います。

大多数の子は、じーっと他の人は誰かが何かを言い出すことを見ていて指されれば答える。

また、間違えると恥ずかしい、嫌がる、自信が無い。色んな感情で声をあげられないと言う事もあるでしょう。

しかしながら、もっと基礎のところから小さい頃から抑えられてしまっている場合もあると思うのです。

サッカーや野球値チームで(指示をするための)声を出す訓練をすること、授業で手を上げて発表する回数を競うようなことをしているのを見た事があります。

そんな事で「性格を強くする」的は、訓練で克服しないといけないなんてちょっと可笑しいと疑問を持っています。

気を付けないといけない事は、一律の訓練をすることによって、緘黙症等の精神疾患から来る子にとっては悪い影響は大いにあると考えています。

こどもなんだから、今のうち感情を吐き出させ、間違いは間違いとお互いに認め合うそんな関係にしていかないとと思っています。

そうでないと、碌なおとなになれなくなっちゃうかもしれないなと感じる今日この頃です。

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