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今週、むすこを連れて行く「就学相談」。
親は面接だけだから特にありのままをお答えして相談するだけですが、
むすこの方は「田中ビネー知能検査」を行うと聞いています。
検査ってつかれますよね。
以前より成長して神経が図太くなってきましたが、それでも「検査」「試験」「テスト」と言うと緊張するしビビることでしょう。
検査の内容は別にどうでもいいのですが、連れ出すにあたってなんて言い聞かせて連れて行くか、先日の個別指導の後にST先生に、むすこがリラックスしてついて来て来れるにはどうするかアドバイスをもらいました。
「田中ビネー知能検査」の大枠の詳細は他に詳しく記載あるサイトがありますので、そちらにお譲りして、今回はこの検査を受けるにあたってのむすこへの説得方法を記載していこうと思います。
「検査はwiscじゃないんですね」
中学進学の事を最初に相談したのは、担当してくれているSTの方です。
それから、5年生の担任→中学校校長→6年生の現担任、と順を追って相談・準備をしてきました。
ST先生も方々連絡をとってもらい情報を提供していただきました。
そんな事で、今回の「就学相談」の事は掴んでいてもらっています。
田中ビネー知能検査へ連れ出すにあたって
「来週就学相談ですね。WISCの検査するんじゃないですか?」
「いえいえ、田中ビネーとありました。」
「そうなんですね。田中ビネーだと、公認か臨床心理士さんが1対1で検査やりますね。私もやりますよ~」
「むすこに未だ、行くって言って無くて、、、あいつ、検査とかテストとか言うと過度に嫌がるから、、、」
「この検査は知能検査って言っても、得意な事、不得意な事を調べるものなんですよ。今の〇〇くん(むすこの事)だと結構簡単な問題もあります。難しい問題が出たら「分からない」と言ってもいいし、分からない事を逆に聞いてもいいですよ。」
「WISCより、検査的に圧迫感のないものなんですかね?」
「IQを出すのですが、どちらかと言うと活かせるものを探す検査なので、支援に必要なものを何か?これから伸ばすものも見つけるような検査ですね。」
「なんだか、この数値だから、あとは親がこれで何とかしなさい、と言うものではないのですね。」
「自治体がやってくれるものなのでそれは無いですよね。良い検査だと思いますよ。〇〇くんには検査とかテストっていうより、心理士さん多分若いお姉さん先生だと思いますが、その方と一緒にお勉強すると言ってもらっても良いですね。私と今日やった授業みたいな感覚で。」
「おー、それなら前より、慣れてきてるから、素直に応じそうですね」
「あと、WISCは検査の内容は絶対教えられないんですけど、この検査は答えてくれますよ。聞ける時間があったら、私が今日やった授業の内容のようなもので気付いた点を心理士さんに尋ねても良いと思います。」
「わかりました。「一緒に勉強する」と言う感覚だと、慣れているのでリラックスして受けられそうですね。ありがとうございます。また、終わったら様子をお伝えしますね。」
そう言って、教室を後にしました。
個別指導の帰りにむすこに伝える
そして、個別指導が終わっての駐車場までの帰り道にむすこに言いました。
「来週ね、1日だけ中学入学に行く前の相談に行くから、学校お休みにするね。」
「え?学校休み!!」
「うん、担任の先生にも伝えてあるから大丈夫」
「え?それって何???」
「こんど、中学校行ったら、学校で個別指導してもらうって言ったじゃん。そこでどんな個別指導が必要か相談するんだよ。」
「へー、そうなんだ。ここと同じような個別指導だったらいいなぁ」
「その為の相談だけどさ、その内容を決めるために多分お姉さん先生になると思うけど「お勉強会」があるよ。ここでの個別指導と同じような感じでさ。」
「え~、お姉さんじゃなくて、男がいいなぁ」
「なんで?女の先生じゃダメ?」
「男の方が話しやすい!それで、何時間あるの?おかあちゃんも行くの?」
「じゃあ、男の先生だったら良いね。話し合いと勉強とで合わせて2時間ぐらいだね。おかあちゃんも来てくれるよ。」
「朝?」
「午前中で終わるから、何か食べて帰ろうか。」
「うん、やったー! え、〇〇(いもうと)は?」
「〇〇ちゃんは、給食あるからいいでしょ。」
「そうだね!行こう!!何がいいかなぁ」
そんな感じの会話で、「就学相談」に連れて行くことを伝えました。
むすこにはビネー検査の事を「勉強会」と伝えました。
田中ビネー知能検査って?
参考として販売元のサイトには以下の事がサイトに記述がありました。
ビネー法は、通常「一般知能」を測定しているといわれる。つまり、知能を各因子に分かれた個々別々の能力の寄せ集めと考えるのではなく、1つの総合体として捉えている。
田研出版株式会社サイトより引用
色んなサイトを見ると、「年齢尺度」と言うものを使用しており、年齢的な基準から、同年代の子と比較して、発達しているのは何か、または遅れているのは何かを、判断しやすく見ている検査のようです。
詳細は聞けるものであれば、相談した際にお聞きしてみようと思います。
まとめ
「就学相談」に行く際に、検査と聞くとビビッてしまっていたむすこを如何に連れ出すかの事を記述してみました。
別に、この知能検査の評価がどうなるかはあまり関心がありません。
むすこの困りを解消できるような指導を受けさせてもらえばそれで良いと思っています。
親の感情は、こどもに伝わるものです。むすこみたいな子はなおさらです。
検査だからと言って、焦らず平常心でむすこが臨めるようリラックスして行こうと思います。
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